Pena Nieto said during a gathering of Mexico’s ambassadors and consuls that it’s evident his country has “some differences with the next government of the United States, like the topic of the wall that Mexico of course will not pay for.”
ペーナ・ニエト氏は、メキシコの大使と閣僚の集まりの中で、「メキシコが払わない壁の話題のように、米国の次期政権とのいくつかの違いがあることは明らかだ」と述べた。
He adds that “basic principles” like “our sovereignty” are “not negotiable.”
彼は、「主権」のような「基本原則」は「交渉可能ではない」と付け加えている。
Trump insisted at a press conference Wednesday that Mexico will indeed pay for the wall he wants to build along the southern border to stop illegal immigration.
トランプは、水曜日の記者会見で、メキシコが、不法入国を阻止するために、南の国境に沿って建設したいと望む壁に実際に払うと主張した。
Pena Nieto says that any negotiations with the U.S. must include a commitment to stop the flow of illegal arms and money from the U.S. into Mexico.
ペーナ・ニエト氏は、米国との交渉には、米国からの違法武器や金のメキシコへの流れを止めるという公約を含める必要があると述べている。”「私たちの国は多くの不法移民者によって乱されている。
不法移民者は国民や適法移民者から仕事を奪う。
そして納税者は不法移民者のために税金を無駄使いさせられる。
不法移民者を逮捕し、迅速に国外追放する。
移民法を悪用して入って来る不法移民者を止めなければいけない。」
さて、これは誰の言葉でしょうか?
トランプ大統領ではありません。
ビル・クリントン大統領が、上院で演説した内容です。
この話の後、列席議員は全員スタンディングオベーションをしました。
不法移民を追い出せ、国境に壁を作れとは、トランプ大統領がオリジナルではありません。
民主党のビル・クリントン大統領が元祖なのです。
そして、その話には議会全員が絶賛したのです。
しかし、同じ話も、話す人、役者が変わると全く逆の反応をしています。”
ーーーend--^
Here is a shot of the wall on the Mexican border.
◯トランプの難民措置は誤解されている。
FBFが今回のトランプの難民に関する措置についての記事を訳していたのでシェアします。
以下、シェア。
ある経緯で、ナショナル・レビューの1月28日付デイヴィッド・フレンチ氏の記事を翻訳してみました。かなりの長文で、意訳・誤訳もあるかと思いますが、ご興味のある方はどうぞ。
こちらがオリジナルです。
トランプの難民についての大統領令 - 事実とヒステリーを区別すること
トランプ大統領の難民に関する大統領令に対するヒステリックな発言は手に追えないレベルに達している。ちょっと落ち着いて事実を見てみよう。
ネット上のコメントを見ていると、トランプ大統領はアメリカの個性を根底からぶち壊したと思われているようだ。彼が昨日サインした難民に関する大統領令は、アメリカ建国の理想に対する裏切りだと思っているのでは? 彼がありとあらゆる信仰を持つ人々をアメリカから遠ざけるとも思っているのかもしれないね。
チャック・シューマー上院議員、民主党のナンシー・ペロシ議員らが揃って“自由の女神が泣いている”と表現している。CNNは「トランプが1億3400万人をアメリカから締め出す」との見出しを掲げ、ハフィントン・ポストは自由の女神を逆さにして一面に載せた。
で、トランプは何をしたのか?公約通りのムスリム締め出し?いや、まったく違う。彼はキャンペーン時の主張を引っ込め、かわりに難民に対する穏やかな規制と、聖戦士(ジハーディスト)の紛争地帯からの移民流入を制限すべく、一時的な条項を設けたまでだ。
その主な条項を、少し歴史的な観点から分析してみよう。まず、第一に、入管審査を改善するための、120日間の難民受け入れの一時停止および年間5万人の上限の設定。ひどい話かい?いや、ちょっと待って。2016年にオバマが目覚ましく難民受け入れ数を増加させる前の時代と比較してみると、トランプの5万という数字はジョージ・W・ブッシュの二期中の典型的な年と、オバマの二期中の典型的な年のだいたい中間に当てはまる。
2002年、アメリカの受け入れた難民数はたった2万7千人だった。03年、06年、07年は、5万を若干下回った程度。ブッシュ大統領よりもやや寛大だったオバマ大統領は、13年から15年にかけて難民数の受け入れ制限を7万まで増やしたものの、11年と12年は辛うじて5万を超えたにすぎなかった。
肝心な点は、トランプは難民審査に関しての安全基準を見直し、オバマが16年に劇的にその数を増やす以前の15年間の平均的な数の難民を受け入れようとしているということだ。オバマの(16年の)増加がそれまでの水準を逸脱していたのであって、トランプの縮小幅が異常なわけでは決してない。
第二に、イラク、シリア、イラン、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンからの、90日間のアメリカ入国一時停止命令。これらの国々は、聖戦士の暴力に悩まされているか、もしくは政府そのものが聖戦士の影響下にあるかのどちらかだ。
この停止命令は、国土安全保障省の定めるところによる「ビザ・入国管理・その他の利益に関して安全管理上の脅威とならない人物であることを裁定できる情報」に基づいて導入されている。ただし、それは相手国が必要とされる情報を適切に提供できるかどうかによって、拡大解釈の可能性も含んでいる。
しかし、この停止命令は同時に、重要な例外条件を含んでいる。「国務長官と国土安全保障省は時と場合によって、また国家の利益に沿うものであれば、ビザまたはその他入国に関する便益を禁止された国からの国民に対してもビザの発行を行うことができる」ということだ。
この停止命令が新しい移民と移民以外の入国者に対して効力を発揮するにあたり、この例外条項を含んだ一時的な停止は賢い判断だ。我々は、テロリストが難民や旅行者の列に紛れ込もうとしているということを知っている。たとえば、ソマリアからの移民がアメリカで聖戦を仕掛け、ISISに参加するために国外脱出しようとしていたというニュースは記憶に新しい。
確かに、最近のムスリム移民によるテロ攻撃(完遂したもの、未遂に終わったもの)の恐ろしいリストを見るにつけ、現在の管理方法は無力だとしか言いようがない。ムスリム移民によるテロ攻撃をアメリカでの生活の一部と受け入れてしまうのでなければ、問題を抱えた国々からの入国を、きちんとした安全管理の見直しを伴った上で一時的に禁止することは、理にかなっている。
ただし、この入国禁止令がグリーンカード保持者に対しても適用されたとの報告が入っているが、これはおかしい。この法令を単純に読めば、アメリカの正式な永住者を除外していることは明らかで、グリーンカード保持者は厳重な審査を経てきたはずである。当局は命令の誤用をなくすべく速やかに介入すべきである。もしトランプ政権が正式な永住者の入国を制限し続けるのであれば、それは非難の対象にあたる。
第三に、トランプの命令は「シリア難民の入国が国益に沿うとUSRAP(合衆国難民入管プログラム)が保証するのを確信するまでは」シリア難民に対する無期限の入国禁止を含んでいること。これは11年~14年のオバマ政権が行ってきたことへの回帰である。16年まで、オバマ政権は民主党らしくもなくシリア難民の入国を拒絶していたからだ。
シリア内戦は11年に始まった。それ以降、オバマ政権が16年に1万3千人の受け入れを決定するまでのシリア難民の数は、11年:29人、12年:31人、13年:36人、14年:105人、15年:1,682人。要は、シリア内戦が激しさを増していた時期は、同時にISISがのし上がってきた時期でもある。シリア難民が周辺国やヨーロッパに流入していたにも関わらず、オバマ政権はほんの一握りの難民しか受け入れてこなかった。政権末期になってようやく、オバマ大統領は方針変換を行った(シリア全体の難民数から見ると微々たる数ではあるが)。で、今にになって民主党は厚かましくも血を流すシリアの子供たちの写真をツイートしているというわけだ。
オバマ政権の、この末期になっての意図的な振る舞いはおぞましいものがある。特に、イラクからの撤退やシリア内戦での優柔不断さ(それがそもそもの難民問題の起点なのだが)。オバマの当直期間には大虐殺があった。彼が最後になって少し増やした難民受け入れの数は、イラクを放置してきたことや、深刻化するシリア問題に関する不手際を埋め合わせたりはしない。
我々の敵がアメリカやその同盟国を難民流入に任せて攻撃しようと企んでいること。そしてヨーロッパではそれが既に起こっていること。そして入管が難民を審査するにあたって適切な判断ができるかどうかが不確かなとき、少し様子を見ることは賢明なだけでなく、間違いなく必要な判断である。難民を安全で健康的な条件下に保護することは重要であるが、我々の(致命的な)道徳的な義務を果たすためにシリア人をアメリカに入国させることは必ずしも必要ではない。
第四に、宗教に基づいた迫害を受けている人物の難民申請を優先する(但しその人物の宗教がその国において少数派である限りにおいて)というトランプの方針は不可解なほど攻撃の対象となっている。言い方を変えると、難民入管審査が再開した際には、少数派宗教のメンバーが最優先されるということだ。ある国では彼らはクリスチャンであり、ヤズディである。そして他の国では、ムスリムが少数派なのだ。
残念なことに、オバマ政権下では、クリスチャンとその他の少数派宗教のメンバーは後回しにされていたようだ。たとえば、16年にオバマがシリア難民の受け入れ数を劇的に増やした際に、代わりに削られたのはクリスチャンだった。
オバマ政権は16年の最初の10か月に13,210人のシリア難民を受け入れた。前年同期比675%の増加にあたる。そのうち、13,100人(99.1%)がムスリムで、77人(0.5%)がクリスチャン、残り24人(0.18%)がヤズディだった。
参考のために、15年のシリアの人口の約10%がクリスチャンだ。この不均衡には無実の説明があるのかもしれない。いや、多分ないだろう。ひとつ明らかなことがある。連邦難民保護法は宗教試験を条件としている。保護を希望する外国人は宗教が迫害の主要な理由の少なくとも一つであることを証明しないといけない。同様に、「難民」の定義とは、「宗教もしくは別の理由によって迫害される、またはされる恐れがあるために自国に戻れない人物」となっている。
「ムスリム難民がクリスチャンより優遇されているという事実はない。難民の方針はこれまでのところ宗教とは無関係である」。CNNの国家安全主任特派員が昨晩このようにツイートしたようだ。まったくのデタラメ。難民受け入れ方針に関して、宗教の考慮は法で定められている。そして、少数派の宗教を優先するのは全く理にかなっている。
最後に、大統領令を最初から最後まで読んでみるといい。何度読み返してみても、ムスリムの入国を禁ずるなんてことは一言も、どこにも書いていない。極めて厳格に、聖戦士地域からの入国を一時的に禁ずるとなっているだけだ。言葉を変えると、トランプの大統領令は彼の最悪な選挙キャンペーンの文句から著しく後退していると言える。
ただし、確実に言えることは、もしこの禁止令が正式なアメリカの住人・通訳者・アメリカへの奉仕を宣言した同盟国からの難民などに適用されるとなると、深刻な問題だということだ。ツイッターでは、アメリカ人の命を救ったイラク人通訳者たちの話題でもちきりである。アメリカと同盟を組んだことにより、クルド人よりも血を流すことになった人もいる。しかし、大統領令にはケースバイケースの例外を認めている。新しく国土安全保障省長官に任命されるジョン・ケリー司令官は、ISIS・アルカイダ・タリバンと戦うために命を懸けている人々を守るために迅速に行動することが重要だ。彼の戦時中の経験をもってすれば、それは期待できるだろう。
トランプの大統領令は気まぐれに出されたわけではない。ヘリテージ財団の911以降に起きたイスラム教徒によるテロのリストを見てみるがいい。15年以降どれだけ急激にテロ攻撃(未遂含む)が行われているかがわかるだろう。自己満足に浸っているときではない。今は我々の国境管理と移民政策を新たな視点で見直すときだ。トランプの大統領令はアメリカの価値に対する裏切りではない。正しく、かつ完璧に運用されたならば、それはアメリカ人の思いやりと友情を維持しながら、この国を守ることのできる新しい政策の始まりを約束するだろう。
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