　ダウ平均株価は前週末比４３・０４ドル高の３万４００６・８８ドルで取引を終えました。

　ダウ平均は前週末までの4日間で660ドル下落していましたので、値ごろ感から買いを誘い、相場を支える形となりました。

　売買の動向にはっきりした方向はなかったですが、指数の構成銘柄ではアナリストが投資判断を引き上げたダウ・ケミカルの上昇が目立ちました。

　また、景気敏感株のボーイングなどの銘柄が値を上げました。

　ただ、ダウ平均は下げる場面もありました。FRBがより高い政策金利を長期にわたって維持するとの見方から、25日の米債券市場では長期金利が一時4.5%台半ばと2007年10月以来の高水準を付け、金利と比べた米株の相対的な割高感が意識された様でした。

　ナスダック総合指数の終値も５９・５１ポイント高の１万３２７１・３２でした。

　5営業日ぶりの反発となりました。AI開発の新興企業と資本・業務提携すると発表したアマゾン・ドット・コムが上昇しました。また、エヌビディアなども買われ相場を支えました。

(ドル円)

　ドル・円は、1ドル148円台で推移しています。

　米債利回りの上昇などがドル買いにつながり、高水準での円安が続いています。

　岸田さんはコロナで苦しんだ後、物価高で苦しんでいる国民などと発言されていました。極端な円安を修正すれば、少しはましになると思われますが…。

　どこか庶民の暮しは他人事の様で、いかに批判がでないように増税するかについて、頑張っておられる様です。

9/25 米株