　ダウ平均株価は前日比２７２・００ドル高の３万４０９８・１６ドルで取引を終えました。

　米国景気の不安が一時的に和らぎ続伸となりました。半導体のインテルが上昇するなど、好決算銘柄の上昇が相場を支えました。

　ナスダック総合指数の終値も８４・３４ポイント高の１万２２２６・５８となりました。

　テスラ、エヌビディアなどが上昇となる一方、アマゾン・ドット・コムは下落となりました。

　前日発表の23年1〜3月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回りましたが、クラウド事業の減速が足枷となった様です。

　ＮＹ為替市場でドル円は１３６円台で推移しています。

　日銀は現行の大規模な金融緩和策の維持を決定。また、過去四半世紀にわたる金融緩和を「1年から1年半程度」の時間をかけて振り返る「多角的なレビュー」を実施すると表明し、これをきっかけに日米金利差の拡大観測が再燃、円は134円近辺から2円下落し、3月10日以来約1カ月半ぶりに136円台で推移しています。

　米の3月のコア個人消費支出（PCE）物価指数が前年比4．6％上昇（市場予想は4．5％上昇）、1～3月期の雇用コスト指数が1．2％上昇（同1．0％上昇）と、インフレ関連指標が上振れました。

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