立春を過ぎ
春ももうすぐですね〜
【しもつかれ】
実は結婚(35年前)するまでは
知りませんでしたし、口にしたこともありませんでした。
義母がつくる【しもつかれ】が【初しもつかれ】だった事が幸いだったからか大好きな食べ物としてインプットされました。
そして
我が家では作る日が決まっているんです。
その年の初午の日の前の晩に作ります。
五穀豊穣を祈り
初午の日に朝お稲荷さんにお供えします。
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我が家のお稲荷さん
今は殺風景ですが
初午の日には注連縄を張り紙垂(シデ)をかざります。祠に中には赤い御幣を納めます。
当日の朝
縄苞(なわつと)にしもつかれを納めて注連縄の両端に下げます。
米、塩、煮干し、赤飯とお神酒をお供えして
お参りをしたのち家族全員でお稲荷さんの前でお神酒をいただきます。
因みに
仏壇、神棚、お稲荷さんの掃除などは男仕事です。女性は料理を用意したりするだけです。
家の長がやる決まりですので不在の場合は一番近い親族の男子にお願いまでしてやります。

(笑)よい習慣だわ〜(╹◡╹)

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鬼おろし

これで大根人参を粗みじん切りのようにおろします。

これが大変なんだよね〜
昔はおじいちゃんの仕事それから夫、夫が早々腕を痛めて息子が下ろしていましたが
息子が学生となり東京に行ってからは私がしかし腱鞘炎を患ってからは
なんと
我が家ではここ6〜7年前から
フードプロセッサーで作ります。
みじん切りの大きさを三種類くらい変えて、、、
すご〜〜く!楽チン❣️❣️
誰もフードプロセッサーで作ったとは気づきませんでした。もちろん母も(╹◡╹)

そんな作り方でもいいからと先月は
那須塩原市のハロープラザの郷土食教室でも
【しもつかれ】をお伝えしてきました。
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12名様のご参加をいただきました。
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この下に焼いた鮭の頭が
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中華肉まんも一緒に作りました。
しもつかれは酒粕を入れないバージョン
入れないバージョンがお好きな方が大半でした。
酒粕を入れたい方には入れ方とタイミングをお伝えして

美味しい〜〜簡単〜〜これなら作る〜〜

をいただきました。(╹◡╹)


あ、そうそう
関谷地区のしもつかれには
『うずら豆』が入ったバージョンがあります。
地区の方に聞いたら
節分前はうずら豆で作り節分後は煎り大豆を使って作るのだそうです。
酒粕は少なめ少なめに最後にいれて作るのが美味しいコツです。

ハロープラザの料理教室も今月が最後になります。皆さんと仲良くなれたから少し寂しいなあ〜

また、いつか会いましょう❣️

さて、鮭の頭を買いに行ってきます。