ー形あるものはいつか壊れるー




これうちの父親がよく言っていた言葉




父親も

自分の親から言われていたと言っていた




この言葉、小さい時から

スッと入ってきて

なんだかしっくりきた




形ある物に執着するべきではない




物が壊れた時も

そういって笑ってくれた父に

ホッとしたことがある




結果より経過

 



見える物に囚われず

見えないものこそそこに注視することが大事と




一方向からの景色だけではなく

いろんな方向から見ることを意識する




経験を積んできたからこそ

そのことの意味もわかる





更に思うのは

同じ姿のものは何一つない




どんどん形は変化していく




周りの要因によって日々変化し続ける




今あるものは永遠に続かないのだ





父の哲学的な話が好きだった




少し難しいけど私にとっては

ワクワクするような話が

夜な夜な始まることもあった




ヒステリックな母親とは対照的な父




思えば

辛い時には何度も

この言葉たちに救われてきたんだな




また、『輪』という字を書き




人は輪で繋がっていると

社会もみんな輪だと



1人で生きているのではない



みんな繋がりあっているのだと 

絵を描いて説明してくれた




これは思春期に

自己中心的な言動、振る舞いをしたときに言われた




その意図も感じて反抗期だった私は

ウザいなと思いながらも聴いていた




忘れっぽい私だけど

今でも心に残っている父のお言葉




今振り返ると

子育てや仕事にもいろんな場面で

助けてもらえたのかもしれません






物より思い出!ってCMあったよねスター