いつもみらいネットを見守っていただきありがとうございます。

わたしたちみらいネットは自分達の住んでいる大好きなこのまちを市民にとって住みよいまちとなるように市民意思を市政に反映していきたいとこれまで地道な活動をしてきました。2月14日想像もしなかった現職市長の収賄による逮捕。その後のみらいネットの取り組みについて遅くなりましたがご報告させていただきます。


この事件がわたしたち市民に与えた打撃は大きく、また「宝塚ブランド」に与えた打撃は計り知れません。しかし一方で「今こそ市政を改めるチャンスだ!」これは市民の誰もが感じたことだろうと思います。そして<市長は市民が選挙で選んだ>ということも忘れるわけにはゆきません。この事態に市民として何をすべきなのか、会員の皆さんや他の市民グループ、市民の方からの「なんとかしなきゃ!」の声を受け、みらいネットとして議論を重ねました。そして、「市長候補者の擁立」という今までなら考えられなかった大きな挑戦に挑む覚悟をしたのです。今までどうりに「お任せする」市長を選ぶのか、「市民と一緒に宝塚をつくっていくパートナーとしての」市長を選ぶのか市民の覚悟を問う選挙にしたいと考えたのです。「市民と一緒に宝塚をつくっていくパートナー」にふさわしい人を求めて市内はもちろん近隣のまちからも探し、メンバーの活動で出会った「市民と活動できるしくみがつくれる人、行政手腕があり、しがらみのないクリーンな女性、グローバルな視点で宝塚をみられる人」とめぐり合うことができました。早速、待ってくださっていた会員、市民グループの方たちと一緒に賛同してくれるグループや市民の方に声かけし、賛同者の会を立ち上げ立候補の表明を予定していました。これまでみらいネットは「無色透明、どこの党、団体にも所属しない」を基本として活動してきました。しかし、今回の選挙を勝つためには日ごろの活動の思想はどうであれ「市民とともにつくっていく宝塚の実現」という一点で手をつなごうと集まってもらえる市民、団体、党も仲間に加わっていただくことも考えました。それくらい大きな市民の風がおきなければ宝塚は生き返れないとまでの決心でした。確かにたくさんの市民、団体の方が賛同し集まってくださいました。

しかし、立候補の記者発表を明日に控えた夜、「候補者の辞退」という結果で幕を閉じてしまいました。「別の候補者」という発想もありましたが、4月2日の告示日を控え、今回の市長選への取り組みは断念せざるを得ないという結論を、大変残念なことですが出すこととなりました。


確かに大きな市民の風がおきようとしていました。今までの宝塚市民から感じたことのない決意を会う人会う人から感じていました。それだけに悔しい思いでいっぱいです。しかし、私たちのまちのために立ち上がろうとした市民の風をこのまま飛ばしてしまうのではなく、どの候補者が市長となったとしても市民がしっかりかかわっていかなければいけないのは必至、大きな市民のネットワークとして改めて立ち上げられたら・・・と考えています。


今回の呼びかけに際し、ご協力いただいた皆様には多大なご負担をおかけいたしました。すでにご報告はさせていただいていますがこの場を借りて深くお詫び申し上げます。 また、諸事情によりみらいネットの市長選への取り組みについてのご報告が遅くなりましたこと、新聞で案内されました「みらいネットフリートーク」にご参加お申し込み頂きましたのに、人数多数の為、参加頂けない方がでましたこと、重ねてお詫びいたします。