2003年7月20日みらいネットは発足しました。
その年の4月の市議会議員選挙で寺本さなえを当選させたメンバーが中心となって「議員の後援会ではない新しい市民グループ」として活動をはじめることになりました。

これまでも自分たちのまちを住みやすくするために、私たち市民は様々な形で活動し提案してきました。しかし、なかなか空回りになってることが多いのです。行政からの情報も以前よりは丁寧になってきたものの、本当に市民に必要な情報が市民に受けとりやすい形で提供されてるとはいいがたく、市民が真の意味で参画するにはまだまだ難しい状態です。

2002年秋「市民の声が反映される宝塚にしたい!」そんな思いで市民活動を続けてきた仲間が<私たちの代理人として>議員をだすことを決心しました。どこの党にも組織にも属さない、「フツー」の市民が立ち上がったのです。結果は2183票獲得、当選!今思うと本当によくやれたなあと思います。選挙のやり方もわからない、公職選挙法なんてはじめて読んだというメンバーがほとんどだったのですから・・・。

そして、市民が議員寺本さなえと連携しながら市民として宝塚のまちへの思いを政策提言する活動をスタートさせたのです。


皆さんには、宝塚のまち、私たちの生活のすべての決定が議会で行われているということが見えていますか?選挙には一票を投じるという意思表明はするけれど、選挙後は議員にすべてを「おまかせ」していませんか?例えば、宝塚温泉の運営、保育所の民営化、条例の制定(男女共同参画推進条例やパブリックコメント条例)など、これらはすべて議会で決定されているのです。ゴミ有料化もここで決定されます。                        

私たち市民には<自分たちのまち、自分たちの生活を自分たちで決めていく>即ち市民自治の意識がもっと必要ではないでしょうか!

みらいネットはまだまだ小さな組織です。しかしメンバーでもある議員を通して様々な政策提言していくことで市民がまちづくりに参画し、だれもが住みやすい宝塚にしていこうと考えています。議員からは議会や行政にある情報をオンタイムで伝えてもらいます。これを組織的に行い、「市民が直接政治に関われる機会を」「継続的に」つくっていきたいと考えています。


あなたにとって宝塚は住みごこちのいいまちですか?

私のまちのこと、私たちの暮らしが私たちの知らないところで決められているとしたら・・・・「これ何とかならへんかな?」「なんかヘンだな!」このまちに住んでいる私たちだからこその感覚を市政に反映させていきましょう!ご一緒に活動しませんか?      

                  みらいネット代表 平野 弥生