現場の声を聞き、即応し、制度を動かす。葛飾区を駆ける地域活動家・井口渉の記録と提言を、熱量そのままに届けます。
葛飾区で、地域交通の未来を左右する大きな動きが進んでいる。区が 新金線(新小岩〜金町)を活用した新交通事業化計画 の策定に向けて、支援事業者の募集を開始したということだ。新金線は、貨物線として長年使われてきた路線で、地域住民からは「旅客化してほしい」という声が根強くあった。今回の計画は、その願いに一歩近づく可能性を持つ。特に注目されているのが、BRT(Bus Rapid Transit)導入の検討です。BRTは、専用レーンや高度な運行管理を組み合わせることで、鉄道に近い定時性と速達性を実現する交通システム。鉄道ほどの初期投資が不要で、地域の交通改善策として全国でも導入が進んでいる。葛飾区がこの方式を検討する背景には、• 区内の東西移動の不便さ• 高齢化による移動ニーズの変化• 再開発エリアの増加 といった課題があります。特に、新小岩・金町エリアは再開発が進み、人口動態も変化している。交通インフラの強化は、地域の活力を維持するうえで欠かせない・・・。今回のニュースは、単なる“計画の初期段階”に見えるかもしれない。しかし、行政が具体的に支援事業者を募集し始めたという事実は、「本気で動き出した」サイン。今後は、• ルート設計• 運行方式• 既存交通との連携• 住民説明など、検討すべき点は多い。だが、もし実現すれば、葛飾区の移動環境は大きく変わります。高齢者の外出支援、子育て世帯の利便性向上、地域経済の活性化──その 影響は広範囲に及ぶ。地域交通は“生活の質”そのものだ。だからこそ、こうした情報を丁寧に追い、地域の未来を一緒に考えていきたい。
2026年、東武バス・メートー観光・グローバル交通が相次ぎ路線廃止吉川・三郷・草加エリアで広がる“公共交通の空白”2026年は、埼玉県東部と東京都足立・葛飾エリアにとって、公共交通の大きな転換点となる一年になりそうです。東武バスセントラルの7路線廃止に続き、吉川市のメートー観光が路線バス事業から撤退、さらにグローバル交通も3路線の廃止を発表しました。地域の生活動線を支えてきた路線が相次いで姿を消す事態となり、通勤・通学・買い物など、日常生活への影響が広がることが懸念されています。■ 東武バスセントラル:2026年4月1日から7路線を廃止長年地域の足として親しまれてきた以下の7路線が廃止されます。【廃止される系統】• 竹01:竹の塚駅西口~中郷~竹の塚駅西口(入谷循環)• 竹08:竹の塚駅西口~放射11号舎人~竹の塚駅西口(放射11号循環)• 西07:西新井駅西口~鹿浜都市農業公園• 有51:亀有駅北口~上戸ヶ崎~三郷中央駅• 吉09:吉川駅北口~平成園・宮前循環• 草加22:草加駅西口~見沼代親水公園駅• 松03:松戸駅~農協支所~三郷中央駅特に、三郷市・草加市・吉川市と足立区・葛飾区を結ぶ路線が含まれており、八潮市や周辺地域にも影響が及ぶ可能性があります。定期券の払戻しは無手数料で対応されます。■ メートー観光:2026年3月31日で路線バス事業から撤退吉川市に本社を置くメートー観光は、6路線すべての運行終了を発表しました。【運行終了路線】• M1:吉川駅南口~新三郷駅西口(みさと団地廻り)• M1-2:吉川駅南口~新三郷駅西口(一街区廻り)• M2:吉川駅南口発 北部みさと団地循環• M3:吉川駅南口~三郷中央駅(ピアラシティ経由)• M5:吉川美南駅~新三郷駅西口• M6:新三郷駅西口~ピアラシティTX沿線の住宅地と各駅を結ぶ重要なアクセス路線が一気に消えることになり、地域交通の空白化が深刻視されています。■ 廃止理由• 運転士の確保が困難• 利用者減少• 採算性の悪化全国的なバス運転士不足が、地方の小規模事業者を直撃した形です。■ グローバル交通:3路線を廃止(2026年3月31日)メートー観光の撤退と同時期に、グローバル交通も3路線の廃止を発表しました。【廃止される路線】• 吉‐01:メディカルマイ線• 吉美-01・吉美-02:吉川美南線• 市‐01:吉川市役所線※ 吉川駅北口発「小松川循環線」は運行継続こちらも理由は同じく、運転士不足と利用状況の減少です。■ 地域交通の維持が難しくなる時代へ東武バス、メートー観光、グローバル交通――複数の事業者が同時期に路線を廃止するのは極めて異例です。背景には、• 運転士不足• 利用者減少• 労働環境の厳しさ• 採算性の悪化といった、全国共通の構造的課題があります。TX沿線という比較的発展した地域でさえ、きめ細かい地域交通の維持が困難になっている現状は、今後の公共交通のあり方を考える上で大きな示唆を与えています。■ 運転士不足の背景には「労働環境の問題」今回の一連の路線廃止は、単なる利用者減少だけでは説明できません。根底には、バス運転手の労働環境の厳しさという深刻な課題があります。• 長時間労働• 休憩の取りづらさ• 低賃金• 拘束時間の長さ• 若い世代のなり手不足こうした状況が改善されない限り、地域交通の担い手は減り続け、今回のような路線廃止は今後も各地で起こり得ます。■ 現場で起きる“乗客トラブル”と責任の重さバス運転士は単に運転するだけでなく、乗客対応も担っています。近年では、以下のようなトラブルも増加傾向にあります。• 高齢者や子どもの車内での転倒事故• 車内での口論や迷惑行為への対応• 車外での乗降時の接触トラブル特に、乗客が車内で転倒してけがをした場合は運転士の責任が問われるケースもあり、「交通事故扱い」として処理されることもあります。これは、運転士が安全運行に細心の注意を払っていても乗客の不意の動きや体調変化などによって起こるものであり、現場の負担は計り知れません。公共交通は地域の“血流”とも言える存在であり、運転士の労働環境改善は、住民の移動権を守るためにも欠かせません。■ くらしの相談党として、労働環境改善に力を入れていく方針くらしの相談党としては、今回の事態を「地域のくらしを守るための警鐘」と受け止めています。今後は、• 運転士の処遇改善 法律や条例による公共交通機関就労者への対応• 労働時間の適正化• 安全に働ける職場づくり• 公共交通を支える財源の確保 • 自治体・事業者・住民の協議の場づくりなどに重点を置き、地域交通の維持に向けて取り組んでいく方針です。公共交通は、子ども、高齢者、障がいのある方、車を持たない家庭など、多くの人の生活を支える“生活インフラ”。その基盤を守るためにも、運転士の働く環境を改善することが急務だと考えています。
東京都支部ピアサポート体制を強化しました|メンバープロフィール公開のお知らせ全国脊髄損傷者連合会・ 東京都支部では、ピアサポートのさらなる充実を目指し、本部方針「PS25」に基づいた取り組みを進めています。その一環として、このたび東京都支部でピアサポートを担うメンバーのプロフィールを公開しました。経験や背景の異なるメンバーが、それぞれの視点から寄り添い、相談者の状況に合わせたサポートを行えるよう体制を整えています。脊髄損傷・頸髄損傷の方はもちろん、病気やケガによって障害を負った方のご相談にも対応できる場合があります。「誰に相談したらいいかわからない」「同じ経験をした人の話を聞きたい」——そんな時に、ぜひ私たちのピアサポートをご活用ください。まずはお気軽にご相談いただければ幸いです。東京都支部は、これからも皆さまに寄り添う支援を続けてまいります。全国脊髄損傷者連合会東京都支部-ピアサポーター紹介
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。いよいよ明日、1月5日から2026年の活動を開始します。年明けのスタートとして、夕方から茅ヶ崎市にある TOTOの工場で行われるバリアフリートイレに関する実証実験のお手伝い に伺う予定です。新しい一年の最初の仕事が、こうした実践的な現場に関われる機会なのは、とてもありがたいことだと感じています。全国脊髄損傷者連合会東京都支部の役員として、ピアサポートの普及活動にも力を入れていきます。まずは、リハビリテーション科を有する医療機関を中心に、脊髄損傷者に限らず、日常生活でサポートが必要となった傷病者の方々へ向けて、東京都支部としてピアサポートの協力が可能である旨を案内していきます。(バリアフリー化・車いすに関すること・褥瘡予防などサポート出来ることがたくさんございます)その一環として、各医療機関へパンフレットの設置をお願いしながら、現場の声にも耳を傾け、支援の輪を広げていく予定です。「当事者だからこそできる支援」を、必要とされる方々へ届けられるよう、2026年も一歩ずつ活動を進めてまいります。2026年も、ひとつひとつの経験を積み重ねながら、より良い一年にしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年も地域で暮らす多くの方々と出会い、相談を受け、現場で一緒に悩み、考え、歩んできました。制度の壁、生活の不安、住まいの課題、家族のこと、将来のこと。どれも「その人の人生そのもの」に触れる大切な相談ばかりで、私自身も学び続ける一年でした。相談に来てくださった方々、活動を支えてくださった仲間、声を届けてくれた地域の皆さんに、心から感謝しています。■ くらしの相談党としての転換点2025年は、活動の方向性を見直す大きな節目でもありました。葛飾区議会議員選挙の結果を踏まえて、各地域での候補者擁立を一度立ち止まり、地域活動と住民相談により力を注ぐ方針へと舵を切りました。「目の前の困りごとに、確実に応える」その原点に立ち返り、相談の受け皿を広げ、対応できる件数を増やすための準備を進めています。2026年は、この取り組みをさらに実践へと移していきます。■ 個人としての学びの一年私自身も、相談支援の質を高めるために、学びを深めた一年でした。制度や住まいの専門性が求められる場面が増える中で、来年は 行政書士試験 と マンション管理士試験 に挑戦することを決めました。資格取得が目的ではなく、手段の一つです。特に行政書士試験への再挑戦は数年ぶりに学習を再開しますが、「相談者の選択肢を広げるための知識を身につける」そのための挑戦です。■ 2026年へ来年は、地域の声にもっと近づき、相談支援の体制をより強く、より温かいものにしていきます。そして私自身も、学びと実践を積み重ねながら、相談者の“安心できる選択”を一緒に考えられる存在であり続けたいと思います。2025年、本当にありがとうございました。2026年もどうぞよろしくお願いいたします。
🚗 年末年始こそ“ゆとり運転”久しぶりのドライバー・寒冷地へ向かう方が守りたい交通安全ポイント年末年始は、普段あまり運転しない人がハンドルを握る機会が増える時期です。帰省、買い出し、家族の送迎…道路は混み合い、気持ちも急ぎがち。そんなときほど事故が起きやすくなります。さらに、東北・北陸・関東山間部など寒冷地へ向かう人は、雪道・凍結路面という“別世界”に入ることになります。この記事では、久しぶりに運転する人や車の整備に自信がない人、そして寒冷地へ向かう人に向けて、年末年始を安全に過ごすためのポイントを一つにまとめました。🔰 1. 久しぶりの運転は“リハビリ運転”から始める普段運転しない人ほど、年末年始の道路環境はストレスが大きくなります。● まずは短距離で感覚を取り戻す• 近所のスーパーまで• 交通量の少ない時間帯に• 車庫入れや右折の感覚を確認いきなり長距離や高速道路に挑むのは避けた方が安心です。● 運転前に「自分の状態チェック」• 寝不足ではないか• 焦っていないか• 体調は万全か🔧 2. 車の整備は“最低限これだけ”を押さえる普段乗らない車ほど、思わぬトラブルが起きやすいもの。年末年始は整備工場も混み合うため、早めのチェックが安心です。● 絶対に確認したい4つのポイント• タイヤの空気圧夏場に合わせた空気圧は寒くなるほど圧が低下します。• バッテリーの状態寒冷地ではバッテリーが放電してしまうことがあります。エンジンの掛かりが悪い場合やアイドリング中に車内灯などが暗くなったりする場合は早めに交換しましょう。• ライト類(ヘッドライト・ブレーキランプ)乗車前に、ヘッドライトやテールランプ、ウインカーの動作を確認しましょう。• ガソリンは満タンに高速道路には一定距離ごとに給油できるサービスエリアがあります。しかし、地方ではガソリンスタンドがない場合も多くあるのでまずは満タンにしてから出発しましょう!また、ガソリンスタンドでの給油時に「これから高速に乗るので空気圧も見てください」とお願いすれば空気圧も併せてみてくれます。● できればやっておきたい“安心のひと手間”• タイヤの溝(4mm以下なら交換検討)• エンジンオイルの量• 車内の除湿(窓の曇り対策)※内気循環は暖かいですが、湿気が溜まり結露に繋がります。定期的に換気をするか外気導入をしましょう。❄️ 3. 寒冷地へ向かう人は“冬装備”が命綱雪道は、普段の道路とはまったく別物です。● スタッドレスタイヤは必須• 氷点下の路面ではノーマルタイヤはほぼ制動不能• 溝の深さ(4mm以上)を確認• 製造年数が古いタイヤは効きが落ちる● チェーンは必ず携行• 大雪時の「チェーン規制」一部の道路ではスタッドレスのみの通行不可• 金属チェーンは効きが強く、布チェーンは装着が簡単• 事前に一度“装着練習”をしておくと安心● 寒冷地での注意ポイント• 橋の上・トンネル出口は凍結しやすい• 圧雪路は急ブレーキ厳禁• 早朝・夜間はブラックアイスバーンに注意• ウォッシャー液は“凍結防止タイプ”に交換🛣 4. 年末年始の道路は“いつもと違う”年末年始は、道路環境そのものが変わります。● こんな特徴があります• 道に不慣れな人が増える• 高齢ドライバーの外出が増える• 夕方の買い物ラッシュが長引く• 帰省ラッシュで高速道路が混雑• 気温が低く、路面凍結のリスク● だからこそ“ゆとりのある「かもしれない運転」”• 車間距離はいつもの1.5倍• 黄信号は「止まる」• 無理な追い越し・右折はしない• ナビに頼りすぎず、早めの車線変更☕ 5. 長距離運転は「休憩の計画」が命久しぶりの運転で長距離は、集中力が切れやすく危険です。● 休憩の目安• 1〜2時間に1回• 眠気を感じたら即休憩● 休憩時にやると良いこと• 軽いストレッチ• 深呼吸• 目を閉じて1分だけ休む🎁 6. 家族や同乗者も“安全の味方”運転者だけに負担をかけないことも大切です。• ナビ操作は同乗者が担当• 眠気や疲れを感じたら声をかける• 子どもが騒ぐときは一度停車して落ち着かせる🌅 年末年始は「安全第一」で、気持ちよく新年を迎えよう年末年始は、普段運転しない人にとって特に事故リスクが高まる時期です。さらに寒冷地へ向かう人は、冬装備の有無が安全を大きく左右します。車の整備・自分の体調・道路環境・冬装備この4つを意識するだけで、安全性は大きく変わります。
■ 全国脊髄損傷者連合会とは全国脊髄損傷者連合会(全脊連)は、脊髄損傷者本人と家族が中心となり、生活の質向上、社会参加、制度改善を目指して活動する全国組織です。医療・福祉・住宅・移動・就労など、当事者が直面する課題は多岐にわたります。全脊連はその一つひとつに対し、行政や関係機関との対話を重ね、現場の声を政策につなげる役割を担っています。■ 東京都支部での活動と私の役割私は現在、全脊連・東京都支部の役員として活動しています。東京都支部は、都市部ならではの多様な相談に向き合いながら、当事者が孤立しないための支援体制づくりを進めています。現在、特に力を入れているのが、ピアサポートの強化です。■ 私自身の経験とピアサポートへの思い私は24歳のとき、職場での事故により頚髄(C5・C6)を損傷し、車いすでの生活を始めました。それから10年以上、制度や福祉機器、住環境の工夫などを一人で模索しながら生活を築いてきました。そんな私が2024年の冬に全国脊髄損傷者連合会に入会したことで、福祉制度だけでなく、生活環境や社会参加に関する多くの新しい発見がありました。「こんな工夫がある」「こんな制度が使える」「こんな仲間がいる」──それまで孤独に感じていた部分が、少しずつつながりに変わっていったのです。また32歳のときに隆起性皮膚繊維肉腫という希少がんを発症しました。現在は寛解していますが、この経験もまた、ピアサポートの可能性を広げるきっかけとなりました。ケガや障害だけでなく、希少がんという分野でも「同じ経験をした人の声」が必要とされていることを実感しています。不安や情報不足、制度の壁──そうした課題に向き合うとき、当事者同士のつながりは大きな力になります。だからこそ私は、脊髄損傷に限らず、障害や病気の種類を問わず、ピアサポートを届けていきたいと考えています。■ 東京都支部のピアサポートは「脊髄損傷に限定しない」東京都支部の特徴として、ピアサポートの対象を脊髄損傷者に限定していない点があります。• 障害の種類• 病気の種類• 発症の経緯• 年齢や生活環境これらに関わらず、可能な限り相談に対応しています。なぜなら、困りごとの本質は「診断名」ではなく、“体が不自由になり生活の中で何に困っているか”だからです。移動、住まい、福祉機器、制度利用、家族関係、仕事、地域とのつながり──これらは障害名を超えて共通する課題です。東京都支部は、当事者同士が支え合う仕組みをより広く開き、「誰も取り残さないピアサポート」を目指しています。■ ピアサポートが持つ力ピアサポートは、単なる励ましではありません。同じ経験を持つ仲間だからこそ伝えられる“実践知”があります。• リハビリや生活動作の工夫• 福祉機器や住宅改修のリアルな使い心地• 制度の落とし穴や申請のコツ• 心の揺れや不安との向き合い方• 「こんな生き方もある」という選択肢の提示医療や行政では届かない部分を、当事者同士のつながりが補ってくれます。■ 最後に脊髄損傷という大きな出来事を経験したとき、最も心強いのは「同じ経験をした仲間の存在」です。そして東京都支部は、そのつながりを障害名の枠を超えて広げています。当事者同士が支え合い、経験を共有し、社会に声を届ける。その積み重ねが、誰もが安心して暮らせる地域づくりにつながっていきます。リンク(公社)全国脊髄損傷者連合会全国脊髄損傷者連合会 東京都支部全国総会2025の動画 1日目全国総会2025の動画 2日目
12月15日 夜の住民相談12月15日、21時半ごろに住民の方から電話相談を受けました。相談内容は「玄関の鍵開け業者に依頼したところ、約15万円もの高額請求をされ、そのまま支払ってしまった」というものです。相談者から送られてきた契約書の画像には、本社の連絡先以外に「050から始まる消費者相談センター」と記載された番号がありました。これは業者側が用意した“偽の窓口”の可能性が高く、絶対に電話してはいけない旨を強くお伝えしました。併せて、相談者が住む地域の消費生活センターへ連絡を取り次ぎました。高額請求は「訪問販売」と同等の事例このような相談は年に数件あります。事後対応であっても「クーリングオフ手続き」が可能なケースが多く、決してあきらめないでいただきたいと思います。電話やネットで依頼する段階では料金を伏せ、訪問時や作業時に高額請求を行う手口は、訪問販売と同等と判断される事例に該当します。被害に遭われた場合は、必ず最寄りの消費生活センターや「188(いやや!)」へ電話をして正規相談窓口へご相談ください。※相談者から許諾を得たので実際の契約書の画像続報:返金が実現12月17日深夜、相談者さんから再度連絡がありました。くらしの相談党が事前に連絡を入れた消費生活センターへ17日に直接訪問し、センター職員の方が業者へ電話した結果、148,000円の返金を受けられることとなりました。くらしの相談党の支援内容くらしの相談党では、このような事案に対して• 最寄りの消費生活センターへの取り次ぎ(電話などでくらしの相談党が役所などに情報共有を行います)• 相談支援の同行• 被害状況をまとめた相談簿の作成(詳細をまとめたもので役所などで手続きをする際に担当者が状況を早く把握できます)などを行っています。鍵のトラブルだけでなく、水道管の破損や住宅リフォーム問題など、生活に直結するトラブルについても相談支援を行っています。「困ったときはくらしの相談党へ」住民の安心を守るため、私たちは現場での声を受け止め、制度を活用しながら解決へと導いていきます。
「速習テキストを味方に!福祉住環境コーディネーター2級 合格への効率的な読み方」福祉住環境コーディネーター2級試験の合格に向けて、重要なのは「テキストの内容を読みながら覚えつつ、実際の場面を想像できるか」です。ただ最初から最後まで読むだけでは効率が悪く、知識が定着しにくいのも事実。そこで今回は、私が実践している「効率よく回す3つのコツ」を紹介します。1. 読みながら「場面を想像」するテキストに出てくる住宅改修や福祉用具の事例を、自分や身近な人の生活に置き換えて想像します。• 例:「段差解消の方法」を読んだら、自宅の玄関に当てはめて想像する。→玄関に行って各場所の名称を確認しながら実物を見る。この方法で提案例だけではなく、建築に関する問題もカバーできるようになります。• 「手すりの設置位置」を学んだら、実際に使う人の動作をイメージするこうすることで、単なる暗記ではなく「使える知識」として定着します。2. 章末問題で理解度を確認速習テキストの章末問題は必ず解きます。• 読んだ直後に解くことで理解度をチェック• 間違えた箇所は付箋を貼り、後日もう一度挑戦「読む→解く→直す」のサイクルを繰り返すことで、弱点が自然に浮かび上がります。3. 数日1章ペースで「小さな達成感」を積み重ねる平日は朝30分・昼20分・夜45分の学習時間を活用し、出来れば2~3日に1章ペースで進めます。• 朝:テキストを読む• 昼:アプリで確認• 夜:問題集で演習休日はまとめて復習や模試に充てることで、3か月から4か月で全範囲を無理なく回せます。当事者視点で読むと理解が深まる障がい当事者として読むと、「ここは実際の生活で役立つ」「この制度は現場で使える」といった気づきが多くあります。資格勉強が単なる暗記ではなく、自分や仲間の生活改善に直結する知識になるのです。試験対策のテキストは「読む→解く→直す」のサイクルで効率よく回すことが大切です。マーカー、章末問題、1日1章ペース。この3つを意識すれば、合格に必要な知識が自然と身につきます。コメント・ご質問も歓迎です「テキストのどこを重点的に覚えればいい?」「章末問題は全部やるべき?」など、気になることがあればぜひコメントください。次回は「過去問の使い方」をテーマに、演習の進め方を紹介します。
埼玉県の久喜市では、公共施設のあり方を整理する「個別施設計画」の見直しが進められています。今回の見直しは、当初「除却(取り壊し)」や「機能移転」とされていた施設について、市民からの強い存続要望や請願を受けて方向性が修正された点が大きな特徴です。見直しの目的• 鷲宮東コミュニティセンター(さくら)の存続方針を明確化• 東町集会所・本町集会所・栗橋中央コミュニティセンターの存続要望を反映見直し対象施設と方向性1. 鷲宮東コミュニティセンター(さくら)• 当初は除却予定 → 存続請願が趣旨採択• 放課後児童クラブや学童協議会事務所に転用し、名称を「地域交流センター(仮称)」へ2. 東町集会所• 当初は久喜東コミセンへ移転・除却 → 存続要望書提出• 久喜東コミセンの分室として存続、大規模修繕が必要になれば除却3. 本町集会所• 当初は久喜中央コミセンへ移転・除却 → 存続要望書提出• 久喜中央コミセンの分室として存続、大規模修繕が必要になれば除却4. 栗橋中央コミュニティセンター• 当初は防災公園管理棟・栗橋行政センターへ移転・除却 → 説明会で存続意見多数• 新栗橋行政センター完成まで存続、第2期を目途に移転後除却意見募集の実施久喜市はこの見直し案について、市民からの意見を募集しています。• 期間:2025年11月20日~12月19日• 方法:電子申請、郵送、持参、FAX、Eメールなど• 対象:市民、通勤・通学者、事業者、納税者など提出された意見は次回審議会で検討され、結果は市ホームページで公開されます。久喜市役所「会議資料に対する意見募集」今回の見直しは、**「市民の声を尊重しつつ、老朽化や修繕コストを考慮した現実的な調整」**といえます。分室化や暫定存続といった柔軟な対応は、地域の安心感を保ちながら行政の負担を抑える折衷案です。地域の公共施設は「住民の居場所」であり、計画の見直しはその未来を左右します。市民の意見募集も始まっていますので、関心のある方はぜひ声を届けてみてください。🔎 疑問点今回の計画で繰り返し出てくる「大規模修繕が必要になれば除却」という条件付き存続については、定義が不明確です。• 建物の躯体(構造体)の劣化を指すのか、耐震性などの問題も含むことなのか?• 設備(給排水管・電気設備・機械設備)の更新を含むのか?• あるいは両方を含む包括的な概念なのか?この点が曖昧なまま「大規模な修繕が必要になれば除却」とされているため、実際には行政側の裁量で存続か除却かが決まる余地が大きいと考えられます。さらに、今回の見直しは「市民要望に応じて一時的に残すが、長期的には除却を前提にしている」という印象をぬぐえません。分室化や暫定存続といった対応は、恒久的な存続ではなく条件付きの措置に過ぎないのです。この曖昧さは、住民に「いつ除却されるかわからない」という不安を与えかねません。市民の声が反映されたことは評価できる一方で、まだ課題が残っていることを意識しておく必要があります。
福祉住環境コーディネーター2級試験に向けて、私が選んだ学習方法はとてもシンプルです。市販の教材とスマホアプリ、そして障がい当事者としての「現場感覚」。この3つを軸に、無理なく、でも確実に合格を目指す道のりを紹介します。■ 私が使った教材はこの3つだけ1. ユーキャンの速習テキスト(2級)試験範囲をコンパクトに整理。章ごとに要点がまとまっていて、数日に1章ペースで進めやすい。2. ユーキャンの重要問題集&予想模試過去問の傾向を押さえつつ、予想問題で本番形式の練習ができる。間違えた問題はテキストに戻って確認。3. スマホアプリ「ユーキャン資格本アプリ」一問一答通勤・移動中にサクッと復習。苦手分野をタグ付けして繰り返し挑戦できるのが便利。■ 学習時間とスケジュール• 合計学習時間:100〜150時間が目安(建築に関する知識がある程度ある方)その他の方は+20時間程度• 試験日から逆算して、3か月間で無理なく進めるスタイルです。私自身の学習リズムは以下の通りです。• 平日• 朝:30分(速習テキストで理解を深める) 少し早く起きてテキストを読んでみましょう。• 昼:20分(スマホアプリで一問一答、隙間時間の活用)• 夜:45分(問題集で演習と復習)• 休日• 1日で1〜2時間程度(模擬試験や弱点補強に集中)このように「朝・昼・夜の分割学習+休日のまとまった時間」で、週に約10時間前後を確保。短時間でも毎日続けることで知識が定着しやすく、生活リズムにも無理なく組み込めます。■ 障がい当事者だからこそ、この資格を取ってほしい私は脊髄損傷の障がい当事者です。だからこそ、住環境の不便さや制度の限界を肌で感じてきました。この資格は、そうした「リアルな視点」を活かせる数少ないものだと思います。障害はハンディキャップではなく、アドバンテージとして共存するもの。不便さを知っているからこそ改善のアイデアが生まれる。困難を経験しているからこそ他者の痛みに寄り添える。資格を通じて得た知識と自分の経験を組み合わせれば、唯一無二の提案力になります。■ コメント・ご質問も歓迎ですこの資格に興味がある方、受験してみたい方、学習方法がわからない方、「車いすで受験できるの?」「どんな教材を使えばいい?」など、気になることがあれば何でもコメントください。今後、学習方法や受験環境に関する記事も順次公開予定です。当事者目線でのリアルな情報を発信していきますので、ぜひ一緒に学びましょう。
葛飾区が進める「高齢者運転免許証自主返納支援事業」― 安心して暮らせる地域づくりへ ―全国的に高齢者による交通事故が社会問題となっています。特に令和元年に池袋で発生した重大事故をきっかけに、免許返納への関心が高まりました。その年は全国で約60万件を超える自主返納がありましたが、その後は減少傾向に。令和5年には半減してしまい、事故件数はむしろ増加するという課題が浮き彫りになっています。葛飾区の取り組みこうした状況を受けて、葛飾区では令和6年度から「高齢者運転免許証自主返納支援事業」を開始しました。返納者には生活の不便を補うための支援を行い、安心して免許返納を選べる環境を整えています。昨年度は多くの区民が制度を利用し、返納者数が増加に転じました。さらに交通事故件数もわずかに減少する成果が確認されており、地域の安全に確かな効果をもたらしています。令和7年度の事業内容今年度も事業は継続され、申請受付が始まっています。対象者• 65歳以上の葛飾区民• 令和6年4月1日以降に免許を自主返納した方• 返納日から1年以内であること• 他自治体で同様の支援を受けていないこと支援内容• **タクシー券5,000円分(500円券×10枚)**を交付(1人1回限り)申請期間• 令和7年11月20日(木)~令和8年3月31日(火)• ただし予算額に達した場合は早期終了の可能性あり必要書類• 申請書• 警察で発行される「運転免許の取消通知書」または「運転経歴証明書」写し• 現住所確認資料(必要な場合)「運転をやめると不便になる」と感じる方も多いですが、葛飾区の支援制度を活用すれば安心して生活を続けられます。免許返納は安全のためだけでなく、地域で暮らし続けるための新しい選択肢でもあります。【参考】• 葛飾区公式サイト「令和7年度 高齢者運転免許証自主返納支援事業」• 葛飾区公式サイト「高齢者運転免許証自主返納支援事業」
障がいがある人ほど、この資格を取ってほしい「当事者だからこそ強みになる!福祉住環境コーディネーター資格の価値」福祉住環境コーディネーターの資格は、住まいのバリアフリー化や福祉用具の活用を学び、生活の質を高めるための知識を体系的に身につけるものです。この資格は、障がいがある人ほど取得してほしいと私は強く思っています。1. 当事者だからこそ「リアルな視点」がある障がいのある人は、日常生活の中で段差や手すりの位置、動線の不便さを肌で感じています。その「リアルな視点」は、資格の知識と結びつくことで、机上の理論ではなく実際に役立つ提案へと変わります。2. 自分の生活を改善できる資格を学ぶ過程で得られる知識は、まず自分自身の生活に直結します。• 住環境の工夫• 福祉用具の選び方• 行政制度の活用方法これらを理解することで、自分の暮らしをより安全で快適にする力が身につきます。3. 周囲の人を支える力になる障がい当事者が資格を持つことで、同じように困っている仲間や地域の人に対して、説得力のあるアドバイスができます。「自分も経験しているからわかる」という言葉は、専門家以上に心強い支えになることがあります。4. 社会に新しい役割を生み出す資格を持つことで、• 相談員として地域で活動する• 行政や事業者に改善提案をする• ボランティアや講師として知識を広めるといった新しい役割が生まれます。障がいがある人自身が「制度を使う側」から「制度をつくる側」へと一歩踏み出すきっかけになるのです。5. 障害はハンディキャップではなく、アドバンテージ私自身の障害は「不利なもの」ではなく、強みとして共存していくものだと考えています。不便さを知っているからこそ、改善のアイデアが生まれる。困難を経験しているからこそ、他者の痛みに寄り添える。資格を通じて得た知識と、自分の経験を組み合わせれば、唯一無二のアドバンテージとなり、社会に還元できるのです。福祉住環境コーディネーターの資格は、単なる試験勉強ではなく、障がい当事者の経験を社会の力に変えるツールです。だからこそ、障がいがある人ほど挑戦してほしい。自分の暮らしを良くし、仲間を支え、社会を変える力を持つ資格だと私は考えています。コメント・ご質問も歓迎ですこの資格に興味がある方、受験してみたい方、学習方法がわからない方、「車いすで受験できるの?」「どんな教材を使えばいい?」など、気になることがあれば何でもコメントください。私自身も障がい当事者として受験しこの資格を取得しました。今後、学習方法や受験環境に関する記事も順次公開予定です。当事者目線でのリアルな情報を発信していきますので、ぜひ一緒に学びましょう。
防災力とは災害発生時の被害を最小限に抑え、速やかに立ち直るための総合力を防災力と呼びます。これは個人や家庭だけで完結するものではなく、**自助(自分を守る力)・共助(地域で助け合う力)・公助(行政の支援を受ける力)**という三つの要素が連携して初めて機能します。日常の備えと訓練、そして地域や行政との協働が、被害を減らす鍵です。防災力の三つの柱自助:自分と家族の命を守る• 住宅の耐震化や家具の固定、非常用持ち出し袋の準備を行う。• 避難経路の確認と家族間の安否確認方法を決めておく。• 災害時の基本知識(火の始末、応急手当、家具固定の方法など)を学び、実践できるようにする。共助:地域や組織で助け合う• 自主防災組織や地域の訓練に参加し、役割分担を明確にする。• 近隣との日常的なコミュニケーションで互いの状況を把握する。• 高齢者や障害者など災害弱者を支える仕組みを地域で作る。公助:行政や公的機関の支援• 消防・警察・自衛隊などによる救助活動や専門的支援。• 避難所の設置や物資供給、情報発信などの公的支援体制。• 公助は最後の砦であり、事前の情報共有と連携が効果を高める。防災力を高めるためのポイント• 継続的な訓練:避難訓練や安否確認訓練を定期的に行い、課題を洗い出して改善する(PDCAの実践)。• 情報収集の多様化:携帯、メール、インターネット、ラジオなど複数の手段で情報を得られるようにする。• レジリエンスの育成:被災後に生活を再建する力を養う。備蓄だけでなく、心理的・経済的な回復力も重要。地域防災力とは地域全体で災害に抵抗し、被害を最小化する力を指します。自助・共助・公助が連動し、住民が自ら判断して行動できる「ソフト面」の対策と、堤防や避難施設などの「ハード面」の整備が両輪となって機能することが求められます。すぐにできるチェックリスト• 非常用持ち出し袋は家族分用意しているか。• 家の中の家具固定や耐震対策は済んでいるか。• 家族の避難場所と連絡方法を共有しているか。• 近所の顔が見える関係づくりをしているか。• 地域の防災訓練に参加したことがあるか。防災は「いつかやる」ではなく、日々の積み重ねが命を守ります。小さな準備と地域のつながりが、いざというときの大きな力になります。
負の遺産を宝に変えることができるか?— 葛飾区の空き家問題と「残クレでマイホーム」の落とし穴空き家の現状(葛飾区の場合)飾区の現状ですが、総住宅数約25万戸に対して空き家は約29,420戸、空き家率は11.8%と高めで、区は「空き家等対策計画」を改定して予防的な管理と活用を進めています。区の支援はワンストップ相談窓口、空き家マッチング制度、管理助成、不燃化特区の解体助成など多岐にわたり、協力事業者の登録制度も整備されています。ただし助成は上限があり、解体や大規模改修には十分でない点が課題です。葛飾区の空き家問題は、数字だけ聞くと他人事に思えるかもしれませんが、実は私たちの暮らしや地域の安全、税負担に直結する身近な課題です。区内の空き家は増加傾向にあり、放置すると防犯や衛生、倒壊リスクだけでなく、固定資産税の特例が外れて税負担が大きくなる可能性や、最悪の場合は行政による強制解体(行政代執行)に至ることもあります。だからこそ「早めの相談・早めの手当て」が何より大事です。まず、区が用意している支援策について。ワンストップの相談窓口で専門家に相談できること、空き家を地域活動に活かすためのマッチング制度、見回りや清掃、樹木剪定などに対する管理助成、相続や売却の相談に来る専門家派遣、そして防災重点地区での解体助成など、多様な制度が整っています。これらは所有者にとってありがたい制度ですが、現実には周知不足や助成額の限界、相続登記の遅れなどで十分に活用されていないケースが少なくありません。助成は補助的で、解体や大規模改修の費用を丸ごと賄えるものではないため、抜本的な対策には別途資金計画が必要です。政策的な問題点を整理すると、まず制度の届きにくさです。高齢で手続きが難しい所有者や、所在不明の相続人がいる物件には、郵送やウェブだけでは届かない。訪問型の相談や地域連携を強める必要があります。次に財政的な限界。区の助成は有効ですが、解体や再生にはまとまった資金が必要で、自治体単独では対応しきれない場面が出てきます。さらに、行政代執行は最終手段で社会的コストが高いため、事前の調整や地域合意形成が不可欠です。これらを踏まえ、私は「周知強化」「段階的な助成拡充」「民間事業者との連携強化」を政策の柱にすべきだと考えます。**残価設定型住宅ローン(いわゆる残クレ)**についてここで話題を変えて、最近政府が進める住宅取得の選択肢として注目される**残価設定型住宅ローン(いわゆる残クレ)**についても触れておきます。月々の支払いが抑えられる点で魅力的に見えますが、満了時の精算負担や再ローンの必要性、将来の住宅価値下落リスクを見落とすと痛い目に遭います。契約時に十分なシミュレーションが提示されない、販売現場での説明が不十分なまま契約が進むと、満了時に想定外の一括支払いを迫られたり、残価が想定より低く査定され追加負担が発生したりします。政策的には、消費者保護の観点から重要事項説明の標準化や総支払額の明示、満了時の選択肢とリスクを分かりやすく示すルール整備が必要です。最後に、所有者やこれから住宅を考える人への実務的なアドバイスをまとめます。空き家を抱えているなら、まずは葛飾区の相談窓口に連絡して現状を伝えてください。相続や名義の問題があるなら司法書士など専門家に早めに相談を。売却や賃貸を検討する場合は複数の不動産業者で査定を取り、助成の要件や上限を確認したうえで計画を立てましょう。住宅購入で残クレを検討するなら、満了時の総支払額シミュレーションを必ず書面で受け取り、最悪ケースまで想定して比較検討することが肝心です。空き家は放っておけば「負の遺産」になりますが、手を入れれば地域の資源、コミュニティの拠点、若い世代の住まいなど「宝」に変わる可能性を秘めています。まずは一歩、区の窓口に相談すること。それが地域を守り、自分の負担を減らす最短ルートです。補足ポイント(箇条書き)実務チェックリスト• まず連絡:葛飾区のワンストップ相談窓口へ現状を伝える。• 名義確認:相続登記が済んでいるかを確認し、未了なら早めに手続き。• 現地確認:写真や簡単なメモで建物の状態を記録しておく。• 複数査定:売却や賃貸を検討する際は最低3社で査定を取る。※なんでも相見積もりは大事ですよ。• 助成要件確認:助成は要件・上限があるため事前に必要書類を確認する。• 管理委託:短期的な見回りや清掃は管理会社に委託して証拠を残す。※賃貸に出すなら必須。所有者が抱えやすい疑問と回答(簡潔)• Q:放置しても大丈夫?• A:短期ならともかく長期放置は税負担増や行政対応のリスクが高まる。• Q:助成で全部まかなえる?• A:助成は補助的。解体や大規模改修は別途資金計画が必要。• Q:相続人が多数で話がまとまらない• A:専門家(司法書士・弁護士)を早めに入れて調整する。井口渉の政策提言の具体案• 訪問型アウトリーチ:高齢所有者向けに区職員や地域ボランティアによる訪問相談を実施。• 段階的助成スキーム:見回り→簡易修繕→解体・再生へと段階的に支援する仕組みを導入。• 地域再生ファンドの創設:民間資金を活用した再生ファンドで大規模案件に対応。• 情報一元化プラットフォーム:所有者・事業者・行政が使える空き家情報の共有基盤を整備。残クレ検討時のチェック項目• 満了時の選択肢を明示:買い取り・再ローン・返却など、各選択肢の費用を数値で確認。• 総支払額比較:通常ローンと残クレの総支払額を同一条件で比較する。• リスクシナリオ確認:住宅価格下落や修繕費発生時の影響を試算する。• 重要事項説明の保存:説明書類は必ず受け取り保管する。緊急対応フロー(放置が進んだ場合)• 危険度評価:倒壊や火災リスクがある場合は優先的に対応。• 短期措置:立ち入り禁止表示、簡易補修、周辺住民への周知。• 行政連携:改善勧告→勧告無視で行政代執行の可能性があることを理解。• 費用回収の現実:行政が代執行しても費用回収が難しいケースがあるため、事前協議が望ましい。参考にすべき関係機関と窓口• 葛飾区の空き家相談窓口(まずはこちらへ)※葛飾区空き家等相談窓口• 司法書士・弁護士(相続・名義・紛争対応)• 登録不動産業者・管理会社(査定・管理委託)• 地域の自治会・NPO(マッチングや地域活用の協力先)
マンションの管理や建替えって、どうしても「合意形成が難しい」「所有者が見つからない」なんて壁にぶつかりますよね。そんな現場の声を受けて、2025年に区分所有法が改正されました。施行は2026年4月から。これでマンションの管理や再生がグッと進めやすくなるんです。区分所有法改正の背景マンションには「二つの老い」があると言われます。建物の老朽化と、住んでいる人の高齢化。このダブルパンチで、修繕や建替えの話が進まないケースが増えていました。さらに、所有者不明や遠方居住者が増えて、総会もまとまらない…。そんな課題を解決するための改正です。改正のポイントをざっくり1. 管理がやりやすくなる• 新築時から管理計画を作って引き継ぐ仕組みが義務化• 修繕の決議は「出席者の過半数」でOKに• 管理業者が工事も請け負う場合は、事前説明が必須2. 再生の選択肢が広がる• 建替えだけじゃなく「一括売却」や「リノベーション」も多数決で決められる• 隣の土地や底地の権利も建替え後の区分所有権に変換できる• 耐震不足マンションは高さ制限を緩和できる場合も3. 所有者不明問題に対応• 所在不明者の議決権を処理できる仕組みが導入4. 電子化で合意形成がラクに• オンライン総会や電子投票が法的に認められる5. 行政の関与が強化• 危険マンションには報告徴収や勧告など、自治体が動けるように実務でどう変わる?管理組合にとっては、責務は増えるけれど意思決定はスピードアップ。電子投票や過半数決議で「まとまらないから進まない」という状況が減ります。所有者不明問題も処理できるので、停滞を防げる。さらに、建替えだけじゃなくリノベや売却も選べるようになったのは大きいですよね。この改正は、マンションのライフサイクル全体を支える仕組みへの進化です。現場で感じる「合意形成の難しさ」や「所有者不明問題」に、ようやく制度が追いついてきた印象。管理組合や住民にとっては、安心して暮らせる地域づくりへの一歩になるはずです。
地方政治の力で地域を変える葛飾区をより良くするためには、国政だけでなく地方政治の力が欠かせません。くらしの相談党は、地域の声を丁寧に聞き取り、住民に寄り添う政治を実践することで、日常の安心と豊かさを守ることを目指しています。協同主義の理念くらしの相談党が掲げる協同主義は、右派・左派といった枠にとらわれず、**「対話と協力」**を基盤にしています。• 国民同士の助け合い(共助)を大切にする• 必要な場面では行政の公助を促す• すべての人が幸福で豊かな生活を送れる社会を目指すこの理念を地域課題の解決に活かし、住民一人ひとりの声を政策に反映させていくことが、葛飾区を良くするための第一歩です。「相談」の精神党名にある「相談」という言葉は、異なる意見を切り捨てず、徹底して話し合う姿勢を意味します。地域の課題は一律ではなく、生活環境や世代によって多様です。だからこそ、まず相談し、対話を重ねることが解決への第一歩となります。井口のコツコツとした日常活動井口が普段から続けているコツコツとした取り組みは、何にも代えられない信頼へとつながっています。• 地域の住民相談たとえば設備点検の際、同じマンションの住民から「留守にするので鍵を預かってほしい」と頼まれ、井口が代わりに点検に立ち会うことも多々あります。こうした小さな積み重ねが、地域の安心につながっています。• 日常の立ち話から生まれる相談朝、ゴミ出しに出ればご近所さんと立ち話。その中で「いぐちさん、こんなことがあったんだけど何とかならないかな?」といった声を拾い、地域の課題や困りごとを把握しています。こうした日常の交流こそが、住民に寄り添う政治の原点です。地域社会から日本を良くするために• 地域ごとの課題に柔軟に対応する• 防犯・防災・福祉など生活に直結する分野を強化する• 相談活動を通じて住民の声を政策に反映する• 公開と透明性を重視し、活動の過程を共有するこうした取り組みを積み重ねることで、日本国民の暮らしをより安心で豊かなものにしていきます。住民相談以外のくらしの相談党での活動※栃木県壬生町内を流れる黒川で想定される洪水被害などの説明をする壬生町地域委員長と説明を聞く井口と記録を取る総務委員の様子※インフラ改善パトロールにより、問題解決を行政に要望する前と後※路線バスが側溝(L型街渠)の上を走行して、波打った様子。排水不良で水たまり発生したり、騒音や振動の原因にもなっていました。くらしの相談党は「地方政治から日本と地域社会を良くする」という目標のもと、協同主義を実践しています。井口のコツコツとした日常活動は、地域住民との信頼を育み、共助と公助を両輪として葛飾区に寄り添う政治を展開する力となっています。住民の声を出発点に、誰もが安心して暮らせる日本の地域社会、葛飾区を築いていく――それが私が掲げている、くらしの相談党の理念です。
地方政治の現場で問われる「議員の質」地方自治は住民の生活に直結する重要な仕組みですが、近年は議員の不祥事や除名処分が相次ぎ、議員の「質」が改めて問われています。議会は住民の代表として政策を議論し、行政を監視する役割を担います。しかし、その信頼を揺るがす行為が続けば、政治そのものへの不信感が広がりかねません。最近の不祥事・除名処分の事例• 埼玉県三郷市議会では、無所属の議員が市長らに繰り返し暴言を吐き、議会の品位を損ねたとして除名処分を受けました。市職員への暴言で威力業務妨害容疑により書類送検されており、議会から辞職勧告を受けても活動を続けていた経緯があります。• 徳島県議会の県議(公明党所属)は、東京・赤坂のホテルで派遣型風俗店の女性を盗撮した容疑で逮捕されました。本人は容疑を認め、さらに「過去に数回同じことをした」と余罪を示唆する供述もあり、党や議会への深刻な打撃となっています。• 福井県勝山市議会でも、暴行などの疑いで書類送検された市議が除名処分を受け、議員職を失いました。これらの事例は、地方議会が「住民の代表機関」であるにもかかわらず、議員の資質や倫理観が欠けている場合にどれほど大きな影響を及ぼすかを示しています。議員の質を高めるための課題1. 候補者選定の透明性政党や地域団体が候補者を選ぶ際、経歴や倫理観を十分にチェックする仕組みが必要です。2. 研修・倫理教育の強化議員就任後も、議会運営や倫理規範に関する研修を定期的に行うことで、質の維持を図るべきです。3. 市民による監視と情報公開不祥事が起きた際に迅速に情報を公開し、市民が議員の行動を監視できる環境を整えることが信頼回復につながります。地方議員の不祥事や除名処分は、単なる個人の問題にとどまらず、議会全体の信頼を損なう深刻な事態です。「議員の質」を高めることは、住民の生活を守り、民主主義を健全に維持するための不可欠な課題です。今後は、候補者選定から議員活動まで一貫して透明性と倫理性を重視する仕組みづくりが求められます。
三度目の挑戦となったマンション管理士試験。自己採点の結果は 35点 でした。今年の試験は、基本知識を問う問題が多く、個数問題や複数選択の組み合わせ問題は少なめだった印象です。そのため、難 易度は例年よりやや易しかったのかもしれません。合格点の予想は 39点±1 前後と考えています。残念ながら、今回の合格は難しい見込みです。しかし、コツコツ学習を続けてきたことで、マンションに関する理解は確実に深まってきました。特に自信を持てたのは、マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関する問題。いわゆる管理業務主任者の有資格者が免除される分野ですが、ここでは5問すべて正答できました。さらに、設備や建築に関する問題も全問正解できたことは大きな励みになっています。一方で、正答率が低かったのは、団地に関する問題や管理計画など、これまで自分が直接かかわったことのない分野でした。やはり経験のない領域は難しく感じますね。今回の挑戦で合格には届かないものの、学習を積み重ねることで確実に知識が広がり獲得点数も上がっています!マンション管理の全体像を少しずつ掴めてきた実感があります。次の挑戦に向けて、苦手分野を補強しながら歩みを続けていきたいと思います。