あのときは、少し途方に暮れていました。
50代で仕事を辞め、次の職場も決まらず、何をしていいのかもわからなくて。
そんなときに出会ったのが「チャットGPT」でした。
まさかAIと一緒に“絵を描く”ことになるなんて──。
今日は、そこからはじまった私の小さな物語をお話しします。
ことしの4月。
前の職場を退職し、次の仕事がなかなか見つからない日々を送っていました。
50代、無職。
なかなかなものです(笑)
「そろそろヤバいよね…」と思いながら、
副業系のYouTubeを見漁る毎日。
そんなとき出会ったのが、あべむつきさんの動画。
『5歳の子がチャットGPTで絵を描いてSUZURIで販売している』という内容でした。
――雷に打たれたような衝撃。
「え? 5歳でも絵を描いて販売して収入を得られるの?」
そんな副業あるなら、やってみたいじゃないの!
YouTubeの再生スピードが速くて、
一時停止を押しながら、
あべさんの言うとおりにひとつひとつ進めていきました。
そしたら……本当にできたんです!!✨
SUZURIでの販売登録の仕方、
イラストのダウンロードの方法まで、
すべて動画の中で教えてくれていました。
「50代の私でもできた!!!」
SUZURIは在庫を持たなくても販売できる。
自分の描いたイラストをアップロードして、
「タイトル」「説明文」「値段設定(トリブン)」を決めるだけ。
しかもタイトルも説明文も、
チャットGPTに「この絵をSUZURIで売るからタイトルと説明文を書いて」と言えば、
あっという間に作ってくれるんです。
制作も発送も、すべてSUZURIにおまかせ。
メルカリ歴の長い私からすると、
お客さま対応や発送作業がいらないなんて夢のよう。
「え、イラスト描くだけでいいの? マジで?」
そう思いながら、
何枚かイラストを描いてもらいました。
――これがまたおもしろい!
いろんなテイストの絵が出てきて、すっかり夢中に。
無料版では描ける枚数が限られていたので、
無職ながら思い切って「プラス(2980円/月)」に加入しました。
絵を描いていくうちに、
「どうせならシリーズとして統一感がある方がいいよね」と気づき始めました。
そんなある日、ベッドの上に置いてあった
101匹わんちゃん風のTシャツに目がとまりました。
写真に撮って「こんな絵を描いて」とお願いしてみると――
びっくりするほど可愛い絵ができたんです!
チワワとユニコーンを掛け合わせたような、
小さくて可愛い生き物。
あまりの可愛さに名前をつけたくなり、
チャットGPTに相談。
いくつか候補を出してくれた中から、
「みるるん」という名前を選びました。
もう、みるるんが可愛くて仕方ない!
でも、同じ顔の子を描くのがとにかく難しい。
「背景はいらない」「ツノは小さめ」「ユニコーンとチワワのハーフ」など、
細かく伝えないと同じように描けないことに気づきました。
毎日描いていくうちに、
AIもだんだん“みるるん”を覚えてくれて、
少しずつ安定してきました。
たくさんのプロンプト(指示)を出して、
いろんなポーズや表情も描けるように。
ただ、なぜかいつも左向き(笑)
AIに聞いたら「左向きに描くクセがある」とのこと。
そんなやりとりを重ねながら、
少しずつ“みるるんシリーズ”が出来上がっていきました。
そしてついに、SUZURIで販売スタート✨
…とはいえ、すぐに売れるわけではありません。
それでも、自分の描いた子が
ネットの中で“作品”として並んでいるのを見るのは
本当にうれしい瞬間です。
🌸当時販売していたみるるんはこちら↓
👉 https://suzuri.jp/chierinoringo
🌸現在販売中の作品はこちら↓
👉 https://suzuri.jp/Mirafairy33Room






