先週、友達が私の好きそうなオサレカフェをピックしてくれていて、朝から行く予定でした。
でもね、そういう朝に限って起こるんです。
息子は7:50くらいから
「あー今日作文の発表があるの嫌だなー」
ってね。
そこまでは完全、課題の分離出来てます。
「発表なんだね。もう終わってるの?」
「ううん、まだ途中」
ここまでも分離できてます。
ダテにアドラー読みあさったり講座受けたりしてません。
「そっかそっか」
と余裕の私
7:55。
続きを書き始める息子。
書き終えたのが8:05。
「あーーーー、もうだめだー。今日体育朝会があるからみんなに言われるし、作文だってみんなに拍手もらえない!!!休む!今日は行かない!!!」
ここで、ブチンきちゃいました。
私の身に降りかかってきたので反応が始まります。
「はっ?休むって、連絡帳どーすんの?なんで書くの?あたしがそれ届けるの?ってか、あたし出かけるよ、14時過ぎまで帰らないよ!お昼どーすんの!!!」
矢継ぎ早に捲し立ててしまいました。
すぐに冷蔵庫を開けて
「カレーがあるからそれ食べる…」
「送ってあげることはできるけど、どうする?」
「行けない」
「じゃあ、とっとと連絡帳出してよ!」
登校渋りのためにお休みします
と書き殴り慌てて学校に届けにいきました。
帰ってきて不機嫌に
「じゃあ、私は出かけてくる!火は使わないでよ!やれることは何か、考えてよ!」
もう、冷静になって文章に綴りながら息子に申し訳なくて悲しくなります。
今回のことにいろんなことが見えてきます。
息子自身のこと。
私のこと。
1.息子は作文にまとめるのが大の苦手。
だから後回しにしてしまう。
2.他者からの評価をすごく気にしている。
恐怖がある。
3.私はまだまだ学校や先生に何を言われるのか怖がっている。
4.旦那にも休ませてしまうことを怒られると思っている。
5.学校に行かないことは悪いことという思い込みが抜けていない。
課題の分離ができないのは息子への不安に見えて完全私自身の不安や恐怖なんですよね。
3.4.5はすごく根深い。
そこをクリアしないことには同じことが繰り返されちゃいます。
その日の夕方。
学校から電話。
担任かと思いきや、隣のクラスの学年主任の先生。
連絡帳を取りに来てくださいと言われ行くと、小部屋に通されました。
そこで、その先生から
「お母さん、私はお母さんとずっと話がしたかったの。今日は四年生の教員としてじゃなくて話をさせてね。」
と。その先生は特別支援の先生でもあったそうでそれ初めて知りました。
「やっぱりね、はっきり言わせてもらうと息子くん、心配なの。学校としても彼が少しでも安心できるようにお母さんと話したい。お母さんの健康が一番大事なの。通級をおすすめします。すごくハードルが高いのもわかってるよ。でも、家で困っていることは学校でも困っていることだよ。もし学校に行きたくないってなった時に保健室にいたらいいって保健の先生も言ってくれてるよ。正直、中学ではこんなに手厚い対応はしてくれない。小学校のうちならできる。」
と。
すごく優しくて、私自身が担任から言われた言葉によって恐怖で学校に出向くことができなくなってしまったことを号泣しながら伝えました。
担任は高学年しか受け持ったことないし、高学年になってからのことをすごく心配しているからこそなんだと。
それもわかる…
「絶対大丈夫だから、お母さん学校に来て!私じゃなくてもスクールカウンセラーの先生でもいいし」
と。
正直、そんなにヤバいの状況なのかという現実自体がキツかったです。
決して、今でいいとは思ってはいないのです。
私は息子のタイミングを待っていたかった。
時々ある登校渋りも、一日二人であーだこーだ悩んでいる事柄について話していると次の日には行けたり、それでも気持ちが変わらないときは、なんとなく担任からその事柄の状況を聞いてみたり答え合わせしながら進めることでまた気持ちをリセットしながらできていました。
だから、基本は休んでもオッケーでいたい。
でも先生たちや旦那がそれをダメなことだと思っている。そして、以前は学校は行くのが当たり前と思っていた私の心が復活してしまう。
でも今回のことで学校は敵じゃないって、私を傷つけるための場所じゃないって認識できました。
だから今度登校渋りがあった時には保健室に行くことも含めて、選択肢を増やすことができます。
そうしたら、息子は更に学校へのハードルが低くなるんじゃないかなって思っています。
以前も音楽で隣の席の女子から嫌がらせを受けていると聞いていて、その時間だけ保健室に行かせてもらったら?という提案もしていたんです。
でも、それを言う勇気もなく息子は我慢したり、激しく言い返してますます険悪な関係になったりしていました。
私にとっても息子にとっても話し合いによっていい塩梅のところを見つけることができるということがわかるいい機会となりました。
通級利用についてはもう少し考えたいです。