母が還るもう一つの場所☆満中陰の法要 | 本質が活きる・みちひらきコーチング☆室井奈実

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皆さま ごきげんよう!

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みちひらきコーチ 室井奈実です。

9月の初旬に
母の満中陰の法要(七七日回忌)で
家族と共に関西に帰りました。

振り返ってみると
葬儀の後、満中陰の法要までの期間は
落ち着く暇もなく動いていました。

それが、ほどよい忙しさで
カラダが疲れていたら
1日休むこともできるし、

今日はこのくらいにしておこう!と
マイペースで動けたのでした。

やるべきことを
正確に淡々とこなしていくという

あまり感情に振り回されることなく
無機質に動く感じが良いのです。

自分の中にできた空虚感や
大きな悲しみなどを感じなくて
済むのだから・・

残された家族が倒れることなく
満中陰の法要と納骨までは
とにかく乗り切ろう!
が合言葉でした。

お寺のお堂の様子

実はこの年齢になるまで
納骨の儀式を見たことが
ありませんでした。

お墓参りに行き
祈りを捧げるのですが
墓標を見つめるだけでした。

それでも
心のどこかで
祖父母と繋がり
私たちを護ってくれると
信じていたのです。


今回、母の納骨の儀式で
人間はこうやって
土に還っていくのだ
と目の当たりにしたのでした。

関西のお墓の中は
土となっています。

骨壷をお墓に入れるのではなく
骨壷の中の骨を
サラシの袋に全部入れて、
お墓の中の土に置くのです。

年月が経つと
サラシの袋は腐ちて
骨も土に戻っていく
システムらしいです。

既に祖父母の骨が
置いてあるはずですが、

納骨から50年以上経っているので
土に還ってしまい、
ほとんど跡形がないのです。

母の魂は転生するので
富士山から天に還る
予定になっています。

今生で借りてきた骨(Body)は
両親(祖父母)と共に
関西の土に還ったのでした。
 
この光景を
リアルに見たので納得しました。
 
これからのお墓参りは
違った感覚になりそうです。


今は関西に住む姪が
「おばあちゃんが
 寂しくならないように!」
とお墓参りに行ってくれます。
(おばあちゃん子で優しい子です)


満中陰の法要が終わった西の空
大きな鳳凰さんが出ました。

太陽が沈む西の空、
あの世に通じている
と言われるタイミングで
大自然のサインが教えてくれます

母は天と地へ旅立ち
また少し遠くなっていきました。


お葬式や納骨・供養は
亡くなった方を葬るわけですが、

そのプロセスは、
見送る家族にとっても大切で、

時間をかけ、
儀式をすることで
きちんとお別れをし、

少しずつ新たな生活へと
ステップを踏むのだと思うのです。



この日は雑節の二百十日にあたり、
台風がやってくる時、

雨の予報でしたが
お天気に恵まれた1日で
良かったです。

母の祥月命日は21日
満中陰の供養が雑節の210日
21の数字にご縁があるようです。

その辺はおいおい探求します。


親愛を込めて!
With Joy & Love~
ハート