おはようございます

本日もお読み頂き、

本当にありがとうございます。

卍易風水師のタオですひよこです。

「易経の龍」のお話の続きです。

前回の「潜龍」は、

大切に、夢の卵を1000年もの時をかけて温めてきました。

抱えていた夢の卵は、潜龍の体内へと全て溶け込み、目もゆっくりと開き光を放ちます。

微動だにしなかった身体もムクムクと、起き上がって来ました。

潜龍は夢を叶えるための覚悟を養い、

いよいよ地上へ向かうのです。

「見龍・真似る」

☆TTP

ザッバ－－－－－－－ン

湖面から上がってきた「潜龍」

陸上のまぶしさに、ねぼけまなこでふらふらしていますww

目が見えるようになって、人からも見られるよになって、ここから「見龍」と呼び名が変わります。

「見龍」は空を見上げてぴょんぴょん飛び跳ね

何かを訴えている様子。

そう。見龍はまだ飛べないんです。

見龍が飛び跳ねていると、だんだん雨雲が近づいてきて

見龍をジロリ

鋭い目で見龍をみています。

小さい見龍が…トカゲっぽいww

見龍は地上でのお仕事をするために、先輩龍に「教えてくださ-い！」と叫んでいたのです。

そのうち先輩龍が降りて来て、田んぼへ水を引く方法を教え始めました。

見龍はただただ真似をする。

先輩の後について、教えてくれた通りに、とにかく真似をしてやっています。

教えてもらった通りにやると、みず道が開き、田んぼへ水が流れていく。

村の人たちも大喜び。

見龍は毎日毎日、村の人のために土手をつくり、水を張るお仕事をするのです。

そう。

易経の2番目龍「見龍」は「見て真似る」龍さんなのです。

易経は帝王学のベースになっていると耳にしたことがあります。

ビジネス講座等を受けたことがあるかたは、聞いたことがあるかもしれまんせんが

「TTP理論」という教えがあって、これは

「てってーてきにぱくる」の意。

ここが見龍の位置なのです。

また私の話になるのですが・・・・

私は人の真似が好きではなくて・・・少し知識が入れば自分色をだしたくなり

結果、身についていないことをやるものだから、

直ぐに底を尽きます。やーめた。となるのです。

当然ですね！知識も積み重ねた経験もないのですから。

知識を得て、何度も何度も教えてもらったことを反復練習をして

肥やしにしていく。

完全に身についたら、

そこから、自分の色を乗せていく作業「アレンジ」へと移って行くんですよね。

そうです！守・破・離への初めの一歩が見龍なのです。

私は卍易の学び場で、本当にわからないことが多くて・・・・

「タオさん、わかります？」と先生に言われ「わかりません！」と、堂々宣言し、それでも理解が出来なければ、兄弟弟子にも「ここ無理、わからん」といい教えてもらいました。

また、3月末のアート合宿でも、描きたい！表現したい！という内から湧き上がるなにかを抑えることが出来ず「どうやって書いてるの？」

「これはどうやるの？教えて」と声を掛け、直ぐに実践していました。

私は、この年になってようやく「人から学ぶ」という謙虚さが生まれたようです（大汗

皆さんも、ご自身に思い当たる部分はありますか？

次回は龍の話ではありませんが続きます。

易経の中の龍②～見龍（けんりゅう）～