税理士試験では本試験直前あたりにだしてきて、受験生を奈落の底に
突き落とすような問題です。(少なくとも僕が知っている間では)
111回会計学は転換社債や金利スワップと新論点が多いのですが、一級自体が
ここらへんばかり問われるので、税理士簿記論やっている人と違い、びっくりする
ことはないと思います。
金利スワップは通常有価証券の評価替えと同時に起こっている商品取引です。
つまり、有価証券を担保に運用するというもの。
だから、今回の問題であれば・・・
その他有価証券の評価替えと金利スワップのふたつが全く別に存在すると思う方が
簡単です。
その他有価証券はいつもと同じように原価が下がれば
繰延税金資産 ×× その他有価証券××
その他有価証券評価差額金 ××
これを翌期に戻すだけ。
売る時は
現金 × その他有価証券 ×
損したら
有価証券評価損 ×
をつけるだけ。
これと全く同時に前期のその他有価証券の繰越時に
金利スワップ × 繰延税金負債 ×
繰延ヘッジ利益 ×
この仕訳を打つだけ。洗い替えではないので、翌期の戻し入れはなし。
後は、売却時にまた差額を
金利スワップ × 繰延税金負債
繰延ヘッジ利益
と仕訳して、
最後売却仕訳として
今までの繰延税金負債と繰延ヘッジ利益の合計額を
繰延税金負債
繰延ヘッジ利益 投資有価証券売却益
で、最後に
現金 × 金利スワップ として消して終了。
仕訳は慣れれば簡単やね。