インタビュー第16回 ~人生相談編(2)~
早速 STARTです!!!
(田島隆先生)
親子の人間関係をしっかり築いてください。
これに尽きます。
親子の人間関係というと違和感があるかもしれません。
でも、親子であっても相性ってあるんです。
我が子なら我が親だから無条件に愛せる、とは限りません。
まして、思春期になればそれが顕著に表れてくるんです。
だからこそ、親子の血だけに頼ってはダメ。その子その子の性格に応じた ちょっとした人付き合いの気遣いが必要になるんじゃないかと思います。
(田島隆先生)
例えば、子供がイジメられて心を傷つけて帰ってきたときに どういう風に癒してあげられるか。
例えば、親子だからと単刀直入に入ればいいというものじゃないと思います。子供だって自分がいじめられる存在であることを恥に思ってたりする。だからこそ、そんな恥は親に知られたくないんです。
そんなときは、傷ついた親友に接するときのように、相手の心を気遣う努力や演出を忘れずに。
また、時々感動しちゃうようなことをしてあげるのも大事な気遣い。
例えば、子どもって何の前触れもなく突然 感謝のお手紙くれたりしますよね。
なけなしのお小遣い100円と一緒に「お母さんいつもありがとう」とか。
こんなとき、親としてもぐっときちゃうと思いますが、そんなときにお礼の言葉だけでなく、そっと返事のお手紙を書いてあげるといいんじゃないかな。
僕の友人は、そのお返事に「ありがとうね。でもお金はいらないんだよ 産まれてきてくれてうれしいのはパパとママだから。お小遣いは返すね」と書いて500円を入れたそうです。まだ1年生だった息子さんはその手紙を読んで泣いていたそう。
喜びで倍返ししてあげる。子どもさん的にはすごく嬉しかったんでしょうね。
ちょっとした演出だけど、親として最高の思いやりだと思いました。
この想い出は息子さんと両親の一生の絆になっていくんじゃないかな。
親子だから気を遣わなくてもいい、本音・感情を素直にぶつけていいんだと勘違いしてはダメなんです。
(mira)
そのお手紙演出は最高ですね~~✨✨泣いて喜ぶ息子さんの心も美しいです。
優しいご両親との思い出がしっかり刻まれますね。(さっそく取り入れる)
親子だから気を遣わなくていい、本音・感情を素直にぶつけていいという
勘違いは絶対に避けたいですね。血はつながっていてもまったく同じ人間ではないのだから。。。
そうですよね、その勘違いから色んなトラブル・トラウマ・押し付けなど
生まれているのでしょうね。。。。
オリジナルな親子の人間関係を築いていく!肝に銘じます!!
(田島隆先生)
ところで・・・高学年になったら、男の子はお母さんにとっては何を考えているのか分からなくなってきちゃいますよ~ 覚悟はできてますか? 笑
そんなときは、お母さんは無理をせず、男同士・旦那さんの出番ですからね。
母親的には心配してのことでも男性である息子的には過干渉にうつることもありますから。子供は両親が育てていくという姿勢が大切です。
(田島隆先生)
あー、そうみえるかもですね。苦笑
僕は父親と母親には役割分担があるんだと思っています。
母親的な愛情って 身の回りの 至れり尽くせりの愛情。それこそ、ちょっとした段差があるだけで子供に気をつけて!なんて。
でも、父親はそこらへんは突き放している。その程度の段差なんて大丈夫でしょ、ケガをしたってたかがしれてるし、ってなもんです。笑
反面、子供が高校生くらいになっても、仮にバイト先で理不尽な暴力やイジメを受けたりすれば全力で守りに出るんじゃないかな。怒鳴り込んじゃうとか。笑
もちろん、子供が突然暴漢に襲われようとでもすれば、母親のように子供を守って逃げるだけじゃなく、子供を襲った相手を殺しかねないくらいの勢いで戦うと思いますよ。
だから、いわばハードとソフトの関係で、子供にとって父親・母親は必要なんだと思います。
第16回まとめ
先生のお話を伺いながら。。。じ~~んと来ました。
いろんな子育ての方法が巷に溢れているし、先生のおっしゃる通り親子の相性もあるし。SNSなどで 様々な人の生い立ちが発信されていますね。子どもの頃の話など聞くと 過干渉で辛かったという人いればもっと関心を持ってほしかった・・という人もいらっしゃる。何が正解なのか??‼迷子になりかけていました。
親子でも血筋に頼らず いい関係を築くよう 工夫・演出していくこと。
その子にとって何が嬉しいのか?よく観察して 楽しくふんわりした気持ちで過ごせたら・・・と思います。家が心の安全基地になるというのが理想ですよね
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次回のインタビューもお楽しみに‼!
ではまた