すごく間が空いてしまいました
私が書いているのは
リアルタイムのブログではなく
過去の記録を集めて書いているため
文章にするのに
どうしても時間がかかってしまいます。
(もっと器用にできんのかいな?)
書き始めると途中でやめられなくて
疲れちゃうから(そろそろ限度覚えよ?)
明日書こう!と先延ばしにしてしまうのが
期間が空いてしまう原因です
(正直に書きました。)
フォローしてくださってる皆さま
ごめんなさい
そしてこんなペースでも読んでくださり
ありがとうございます!
ここ最近は旅行に行ったり
お散歩をしたり
好きなことをして
のんびりと過ごしていました
これからもマイペースではありますが
もう少し書き綴っていきたいので
改めてよろしくお願いいたします
えーーっと…
自分でもどこまで書いたか忘れていますね
ざっくり振り返ると
左卵巣癌の摘出手術が無事に終わりまして
残すは
〝根治手術″を受けるか
〝不妊治療にもう一度チャレンジ″するか
死ぬほど悩み抜いた結果
今生きている私の命を大切にしたい‼︎
その思いにたどり着いたところまでを
書いておりました
ここからは、その続きとなります
人生の選択の正解とは?
悩みに悩んで
沢山泣いて
怖く不安な毎日を過ごす中
やっっっと思いで見えてきた私の答えは
自分の命を守りたい🟰子どもを諦める
ということ。
だがしかし
本当に後悔しないかな…
これがベストなのかな…
そんな気持ちが
ずーーっと心の片隅にありました。
どちらが正解なのか!!!と。
もう、正解の意味さえ
何なのかもわからなくなって
決めたはずなのに
後悔する日が来るんじゃないか…
そんなことを考えては怖くなり
気持ちが揺らぐ。
今となっては
自分の本心で決めた答えならば
どちらを選んでも大丈夫
そう思えるけれど
当時は、ただただ正解を求めて
苦しくなっていました
んで結局
不妊治療でお世話になった先生からの
お話も伺ってから最終決断を出したいと
婦人科の先生に伝え
夫と一緒に
クリニックへと向かったのであります。
不妊治療クリニックの先生のもとへ
👨⚕️『婦人科のM先生から結果など全て、話を聞いています』
この言葉からお話が始まりました。
婦人科的な側面から言う
〝命に関わる状況″の中で
妊娠を優先するのか否かというところの
最終的な決断は
私達夫婦に委ねられていると。
不妊治療を再開を選ぶと…
胚移植をするとなれば
またホルモン剤を使って
状況を作って胚移植して…
そこから妊娠に至って
無事に出産に至るまでは
ざっくり一年くらいの時間は
必要になるであろう。
この1年間は
ブラックボックス状態
になってしまう。
要は
妊娠中の卵巣癌の再発を気づくことができず
厳しい状態に至る可能性が
ありえると言うこと
そして卵巣癌治療のガイドラインのお話も
•子宮の全摘出
•残ってる卵巣の摘出
•大網、リンパ節郭清
と、婦人科のM先生と同じ内容でした。
あとは
リスクを考慮した上で
腹を括って胚移植に踏み切るか
妊娠を途絶えさせることになる手術を受けるか
それを夫婦でどう考えるか…とのことでした。
再発について
もし再発するとしたらどこに出やすいかを
念の為聞いてみました。
卵巣癌の場合は
お腹の中どこでも
どこか一ヶ所に再発しましたとは
あまりならず
- 腸の表面
- お腹の膜
- 卵巣の表面
などいろんなところに一気に出ると。
だからこそ
根治術を先延ばしにしたくないそう。
ただし、
3年間再発がなければ予後は良いと聞きました。
卵巣癌の生存率とは
私は癌が発覚してから
卵巣癌や生存率についてなど
自分では一度も調べたりしませんでした。
なぜなら怖かったから
とにかく自分が
これ以上不安になったり
怖くなるような可能性がある環境を
選ばないようにしてきました。
そんな中ですよ。
クリニックの先生から
生存率の話が急に出てきて。
気になりながらも情報を避けてきた話だったので
怖さのあまり泣きながら
その話を聞きました。
結果
前向きに捉えられる内容ではありましたが
恐怖と安心感とやらで
複雑な涙が止まりませんでした
私個人の考えですが
この生存率に関しては
ステージ期がどうであれ
統計的なものが情報で出ているだけで
必ずしも誰もが
同じ状況を歩むとは思えないので
詳しくは書きません
ただ私個人の状況がどうだったかを
簡単に書くとしたならば
今回は不妊治療の中で
頻繁に内診している機会があったので
Ⅰ期で気づけて良かったということと
早期でオペを完結できているし
生存率はある程度保証されているとのお話でした。
クリニックの先生の最終的なお話
すごく長い時間をかけ
先生の考えを押し付けず
あくまでも私たち夫婦が選んで
決断できるようにと
色んな側面から配慮して
丁寧に話してくださったと記憶しています
その中で最後に先生が仰ったのは
中途半端な治療はする意味がないから、基本は原則に準じて動く事。(根治手術)
乳癌の治療を途中でやめて体外をやりたいという患者さんが結構いるが、そういうのは全く受けてないようにしている。
ガイドラインに沿った治療を完了されないのであれば、妊娠に向かう治療はしない。
がんセンターに勤めてた側面があるので、患者さんには辛いが卵巣癌と診断がなされたからには、命が絶対一番なので基本的には根治術と言う。
そして一番最後に
目指す結果を出せなくて
申し訳ないです
と…
やだ先生…なんてことを。
先生が病気にいち早く気付いてくださったからこそ、今の私がここに居るんですと
何度も感謝の気持ちを伝えました。
私たち夫婦が出した結論
クリニックの先生のお話も聞いて
気持ちが固まりました。
子どもを持つことを諦めて
根治手術を受けます!
クリニックの卒業
こんな形で卒業になるとは…。
1ミリも想像してなかった結果でした
一番願っていたことが
もう叶わないんだと決まったこの日。
私の人生はありがたいことに
本当に人に恵まれていると
いつも感じているのですが
クリニックに来るのが最後だったこの日も
その幸せを感じることができました
お会計を済ませると私のところに
看護師さんや受付の方たちが来てくれて
看護師さんの一人が
私を抱きしめ一緒に泣いてくれました
こんなに最後まで
優しさと愛が溢れるクリニックに通えたことに
感謝の気持ちがあふれました
これが幸せなんだなぁ〜