先日とある人に、牧瀬里穂にちょっと似てる、と言われました。
お世辞にしても、自分が昔ハマっていたアイドルにちょっとでも似ていると言われるのは嬉しいものです。
自分でも何であれほどハマったのか謎なのですが、当時の私の牧瀬おたくっぷりは、そんじょそこらのアキバ系に負けなかったですよ。
CDシングルアルバムビデオ写真集カレンダーはもちろんのこと、郵便局のブックレットは毎回欠かさず蒐集し、挙句の果てにはキリンラガービールの店頭ポスター、挙句はポッキー四姉妹物語の駅貼りポスターまでもらってきたり(決して剥がしたりはしてません!)きて、
一時は部屋の壁と天井が全面牧瀬でした。
女の子としてはちょっと異常なくらいの執着だったとは今にして思いますが…。
でも!でもでも!
あの頃の牧瀬さんは確かにめちゃめちゃめちゃんこ可愛かった!
ですよね!
実際物凄い人気だったし。
あれだけ贔屓目に見ても歌が壮絶に下手だったにも関わらず。
あれだけ可愛くても誤魔化せなかったほど絶望的に演技が下手だったにも関わらず。
…今の辛口な私は何かのギャグか?!って突っ込まないで(苦笑)。
いや、そういう話じゃなくて、結局「人の魅力」というやつの前では、どんな技術も歯が立たないって話です。
人の強烈な魅力というのは、あばたをえくぼに変えてしまう魔法を持っているんです。
というかあばたとかえくぼとかいうパーツですらなくしてしまう。
これをありきたりに言うと「雰囲気」ってことになる訳ですが、私のイメージだともっと強い感じ。
ほわん、と在るものじゃなくて、ガツン!と飛び込んで来る感じ。
そういう意味で、私の幼い頃からの最高の憧れは一度も変わっていません。
…もちろん牧瀬さんも大好きでしたが。
ヴィヴィアン・リーという人を御存じでしょうか。
往年の名画『風と共に去りぬ』でヒロインのスカーレット・オハラを演じた女優です。
彼女の美貌は特別です。
顔立ち、骨格、パーツの問題ではありません。
もちろんそれも驚異的に整ってはいますが…いや、実は違うかもしれない。
ヴィヴィアンの顔はアシンメトリーなんです。
歪んでいるのではありません。
片方の眉を吊上げる独特の表情が、彼女の張り詰めた糸のような緊張感、強さと脆さを現していて、その目に魅入られた私は虜になったままです。
ヴィヴィアン・リー主演の映画や写真などはかなりたくさん見てきましたが、真似したいという気になったことは今まで一度も無いんです。
オードリー・ヘプバーンとかグレース・ケリーなんかは洋服が素敵だな、とかいう目で見てしまうし、実際そういうふうにファッションアイコンとしての憧れを集め続けている人ですよね。
でも、ダメなんです。
ヴィヴィアン・リーに関してはそういうふうに見ることができないんです。どうしても。
強いて言えば、目、ですかね。
ああいう目になりたいとずっと思ってきました。
二重とか猫目とかそっちじゃないです。
それは目の枠。フレームに過ぎません。
目ん玉、そのもの。
感性、人間性、人格、人生の全てが瞳には宿るものです。
どんなに美しい顔立ちを持っても、目に光がなければただのお人形です。
ヴィヴィアン・リーは、美貌に勝る強烈な目の輝きを持った女性です。
驚異的。
そう、彼女の美しさは見る者に驚きを与えずにはいません。
こんな美しい人がいたのか。
これほどの美が存在したのか。
人はこれほどに美しくなりうる生き物なのか、と。
人の心に光を点す美しさ。
徒に消費されていく美しさが氾濫する中で、人の心をずっと照らし続けるほどの美しさはどれだけ存在し、どれだけの人が気付くのでしょう。
本当は一人一人が持っているはずのものだと思います。
自分も周りも気付いていないかもしれないけれど。
私は私なりに、自分の中にある生という美しさを信じていたいと思います。
その美しさが誰かの心に種を蒔けるものだと信じたい。
そのための努力を毎日し続けようと思います。
自分自身の生そのものを精一杯輝かせること。
それ以上の美しさが他にあるでしょうか。
ヴィヴィアン・リーはそんなことを教えてくれた人です。
人の魅力って本来そういうものだと私は思うのですが、どうですか?
お世辞にしても、自分が昔ハマっていたアイドルにちょっとでも似ていると言われるのは嬉しいものです。
自分でも何であれほどハマったのか謎なのですが、当時の私の牧瀬おたくっぷりは、そんじょそこらのアキバ系に負けなかったですよ。
CDシングルアルバムビデオ写真集カレンダーはもちろんのこと、郵便局のブックレットは毎回欠かさず蒐集し、挙句の果てにはキリンラガービールの店頭ポスター、挙句はポッキー四姉妹物語の駅貼りポスターまでもらってきたり(決して剥がしたりはしてません!)きて、
一時は部屋の壁と天井が全面牧瀬でした。
女の子としてはちょっと異常なくらいの執着だったとは今にして思いますが…。
でも!でもでも!
あの頃の牧瀬さんは確かにめちゃめちゃめちゃんこ可愛かった!
ですよね!
実際物凄い人気だったし。
あれだけ贔屓目に見ても歌が壮絶に下手だったにも関わらず。
あれだけ可愛くても誤魔化せなかったほど絶望的に演技が下手だったにも関わらず。
…今の辛口な私は何かのギャグか?!って突っ込まないで(苦笑)。
いや、そういう話じゃなくて、結局「人の魅力」というやつの前では、どんな技術も歯が立たないって話です。
人の強烈な魅力というのは、あばたをえくぼに変えてしまう魔法を持っているんです。
というかあばたとかえくぼとかいうパーツですらなくしてしまう。
これをありきたりに言うと「雰囲気」ってことになる訳ですが、私のイメージだともっと強い感じ。
ほわん、と在るものじゃなくて、ガツン!と飛び込んで来る感じ。
そういう意味で、私の幼い頃からの最高の憧れは一度も変わっていません。
…もちろん牧瀬さんも大好きでしたが。
ヴィヴィアン・リーという人を御存じでしょうか。
往年の名画『風と共に去りぬ』でヒロインのスカーレット・オハラを演じた女優です。
彼女の美貌は特別です。
顔立ち、骨格、パーツの問題ではありません。
もちろんそれも驚異的に整ってはいますが…いや、実は違うかもしれない。
ヴィヴィアンの顔はアシンメトリーなんです。
歪んでいるのではありません。
片方の眉を吊上げる独特の表情が、彼女の張り詰めた糸のような緊張感、強さと脆さを現していて、その目に魅入られた私は虜になったままです。
ヴィヴィアン・リー主演の映画や写真などはかなりたくさん見てきましたが、真似したいという気になったことは今まで一度も無いんです。
オードリー・ヘプバーンとかグレース・ケリーなんかは洋服が素敵だな、とかいう目で見てしまうし、実際そういうふうにファッションアイコンとしての憧れを集め続けている人ですよね。
でも、ダメなんです。
ヴィヴィアン・リーに関してはそういうふうに見ることができないんです。どうしても。
強いて言えば、目、ですかね。
ああいう目になりたいとずっと思ってきました。
二重とか猫目とかそっちじゃないです。
それは目の枠。フレームに過ぎません。
目ん玉、そのもの。
感性、人間性、人格、人生の全てが瞳には宿るものです。
どんなに美しい顔立ちを持っても、目に光がなければただのお人形です。
ヴィヴィアン・リーは、美貌に勝る強烈な目の輝きを持った女性です。
驚異的。
そう、彼女の美しさは見る者に驚きを与えずにはいません。
こんな美しい人がいたのか。
これほどの美が存在したのか。
人はこれほどに美しくなりうる生き物なのか、と。
人の心に光を点す美しさ。
徒に消費されていく美しさが氾濫する中で、人の心をずっと照らし続けるほどの美しさはどれだけ存在し、どれだけの人が気付くのでしょう。
本当は一人一人が持っているはずのものだと思います。
自分も周りも気付いていないかもしれないけれど。
私は私なりに、自分の中にある生という美しさを信じていたいと思います。
その美しさが誰かの心に種を蒔けるものだと信じたい。
そのための努力を毎日し続けようと思います。
自分自身の生そのものを精一杯輝かせること。
それ以上の美しさが他にあるでしょうか。
ヴィヴィアン・リーはそんなことを教えてくれた人です。
人の魅力って本来そういうものだと私は思うのですが、どうですか?