さてさて、2016年も平穏に過ぎていき、6月(ボーナス時期を過ぎ…会社員の楽しみ!!)7月…夏が今年も過ぎていく。今年の夏は二度と来ない。来年の今ごろはどこにいるのだろう。
そんなことばかりを考えていたのかもしれない。
9月を迎えると次期組合のメンバー選出が始まる。私の部署で一番下は私(以前いたお友だちは、他部署へ異動したから。)だから、当然私が継続するものだと思われていたと思う。
もし、会社を辞めなかったら続けてもいいと思っていた。そのくらい私が組合で出会った子たち、先輩はここでは学べないことを教えてくれたから。なにより楽しかった。
退職するのは11月。
社会人である以上、マナーとして2か月前、3か月前には上司に話さないといけない。
このころの私は「あぁ、いつ言おう。話すのはやじゃないけれど、そのあと数か月会社にいることを思うと気が重いなぁ。」ばかりが頭の中にあった。
いろいろなミーティングに出れば出るほど、申し訳ない気持ちでいっぱいになっていく。私が携わっていた業務が、他の先輩たちに引き継ぐことになる。ほんとうに申し訳ない、だけどこれだけは誰になにを言われても変えることができない。私の夢だから。
そのころ、おなじ部署の上司であるにも関わらず「心の友」が私にはできた。
「心の友」には上司の中でも絶対に自分から話したい人、であると同時に話したくない人。離れるのがさみしいから。たくさん飲みに行ったし、たくさん話してほんとうに楽しい時間を過ごせた。そしていつのときもそんな私を理解してくれたし、理解してくれようとした。
思えばたくさんの方たちに囲まれて過ごせたOL生活。
ほんとうに恵まれていた。
そんな方たちを自ら離していいのか。違う。手放したのではない、選択しただけ。
そしてほんとうにつながっていたい人となら、どこへいても、どこに行っても繋がれる。
どこにいるかは大切じゃない。
顔をあげて前を向くんだ。