皆さんこんにちは、リョーンズですニコニコ

 

ドル円が149.7円を超えてきてそろそろ為替介入が意識されておりますよね。

 

前回介入のあった152円手前はみんなが警戒しており、実際にそこで介入を行わなくてもすでに抵抗帯として意識されているかと思います。

 

なので、もし僕が日銀の中の人だったら、その抵抗帯がちゃんと突破されたのを確認してから介入するかなと思います。(もしくはボラティリティが極端に上がって上昇し始めたら介入)

 

 

さて、この為替介入ですが、多くの場合ドルをゴリゴリに売ってくるわけではなくてですね、「ドル建ての債権」を売却することで、間接的にドルを売るという形になります。

 

しかし問題は、このドル建て債権を売ると金利が上昇しちゃうんですよね(債権価格が下がると金利が上がる)

 

金利が上がると長期的には経済が冷えるのでドル安要因ですが、短・中期的にはドル高要因になります。

 

なので、為替介入は相場の流れを完全に変えられるものではなく、結局はFOMCなどをきっかけに相場が大きく変わることが多いです。

 

介入ありきでドル円全力ショートしている人が増えておりますが、そちらは超短期トレードと考えるべきで、今は金利をひたすら監視する時期でございます。

 

インフレ再燃の兆候もでていますし、TMFなどは激下がりの死亡者多数で手が出せません。

 

大相場は動き始めてから乗っかっても全然間に合うので守備力高めていきましょう。