皆様こんにちは。

杉野心音（みお）こと、心笑亭　杉の　です。

初めての方はコチラからどうぞ！
　　　　

　※　いろいろ記事を回っていただき、「へたれオカン」の意味、そして、このブログの意義をご確認ください。　

今日は、食事当番だった娘が急遽、友達とご飯に行くとの連絡が！！

なんよなんよ、結局母が作るんけ？と、

しぶしぶ杉の、コロッケ作りに挑戦！！

と、ここまでは、

どのご家庭にもありうる状況だとは思われるのだけど、

そう、杉のは生粋のへたれオカン。

そう、へたれオカン歴、２５年の超ベテラン。

そういうどこにでもあるシチュエーションが、

杉のの場合、とんでもない状況を作り上げるのだ。

てなわけで、今日は、予定を大幅に変更し、

【特別企画】：へたれオカンのポテトコロッケ事件！

をお送りいたします。

なんせ杉の、これまでコロッケとは買ってくるもの、という認識がなく、

自分で作るなんてことしたことがない。

しかし、長女の娘は調理師をしていただけあって、

なんでもちょちょいのちょい、と作ってしまう。

一度、一緒にピーマンの肉詰めを作っていて、

杉のはヘタを切り落としてしまい、娘に大目玉を食らったこともある。

実際、杉のは当たり障りない、カレーぐらい作っとるのが一番平安なのだ。

だけど、昨日、

実家の畑で採れたじゃがいもを、わんさかとゲットしたもので、

娘と二人で、一週間じゃがいもづくしの献立を作成したばかり！

なんとしても、母親の威厳を保つためにも、

このミッションをクリアしなければならない。

なわけで、

杉の、ネットで、

「簡単コロッケのつくり方」

を検索し、

見事、『杉のにも作れるポテトコロッケ』のレシピをゲットしたわけだ。

あとは、簡単。(￣▽+￣*)

だって、いくら、料理の腕は「知恵遅れ」の域に達しているとは言え、

日本語の読解力だけは、人並みの知能。いや、むしろその力は高い方。

ふむふむ、そんなことか、と、鼻歌交じりで、じゃがいもを茹で始めた。

これまた、じーじ作った玉ねぎをみじん切りし、

冷凍してた合い挽き肉をレンジで解凍。

うんうんいい感じ。

「へ～コロッケって、揚げる前に、一回ひき肉とか玉ねぎとか炒めるんや～

全部まるめて油にポイだけじゃアカンのや～」

と、なんとも情けない感想を残しながらも、

本人、なぜか楽しくて仕方ない。

「自分、もしかしたら、料理好きかもしれん。意外と才能ありじゃね？こんなん作ってしもたら、娘も息子も驚くで！！」

と、コロッケごときで意気揚々。

つうより、やっぱじーじとバーバが、

「男の子とばかり遊んどる杉のにはお料理なんて似合わない」という間違った価値観を植え付けたんではないか！

と、そんなところまで思考は発展していた。

すると、そこに、息子が帰宅。

「おっ？なんかええ匂いしとるで？」

「そやろ！今日はポテトコロッケ作ってんねん！」

そう自慢げに答える杉のの両手は、その時点で粉まみれ。

しかも、そこらじゅうに、粉が飛び散っている。

おそらく、これが４９歳の仕業だとは誰も思わない。

どうにか第一弾のパン粉付まで終わらせ、

油の中に放り込むこと成功。

さあ、第二弾と、次のネタに粉をまぶそうとしても、

手は、卵やパン粉でいっぱい。

そんな時、リビングでのんきにテレビを見ている息子を発見！！

「なあ、ちょっと小麦粉つけて！」

「なんよ、普通、その辺段取りよくできるもんとちゃう？」

「うるさいわっ！タダで食えると思うなよ？」

「わかったって！！」

「その粉、ちょっとまぶして！まんべんなく！裏もちゃんとな！」

要求だけはいっぱしのへたれ。

「粉足りんかったら、そこの粉使って！」

指図する様も板についている。

すると、やっぱり粉は足りなかったらしく、

息子は、そこに置いてあるさっき使用した小麦粉の袋に手をかけた。

そして、息子は言った。

「なんで、たこ焼きミックス？」

………。

「うそ？」

なんと杉の、小麦粉だと思い込んで、たこ焼きミックスを使っていた。

完成図が、ネットで見た完成図と全く違うのは、

そのせいだと思う。

で、微妙にポテトが緩いのも、

そのせいだと思う。

つうより、調子こいて、この三倍作ってしもたしな。

ちなみに、

息子が嬉しそうにLINEで送ったこの画像を見て、娘が一言。

「なにこれ？サーターアンダギー？」

むしろ、それでもいいと思う。

それではまた。

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【緊急特別記事】：へたれオカンのポテトコロッケ事件。