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皆様こんばんは。
さきほど、ついに、
あの肝っ玉母ちゃんのお宅に『へたれオカンは今日も笑う』をお届けに参りました!
杉の、朝から緊張。
というーか、
その肝っ玉母ちゃんが誰なのかさっぱりわからない方のために説明すると、
昨年末にお亡くなりになられた、
この『へたれオカンは今日も笑う』の中でも出てきた、
10人もの子供を育て上げ、
私に子育ての楽しさを教えてくださった方。
それが、ひょんなことから、この出版の話がご家族に届き、
「まだか、まだか」とお待たせする状況が続いていたということで。
今日は、大きな行事があって、
本当は一日どなたもいらっしゃらない日だったらしいのだけど、、
どうしても発売日よりも先に肝っ玉母ちゃんにお届けしたくて、
無理言って、今晩お渡しに行くことになった。
誰もいないと申し訳ないから、という、お嫁さんのお計らいにより、
早めに予定を切り上げて帰宅して待っていくださったのは、
肝っ玉母ちゃんのご長男。
杉のとは、
お互い存在を知りながらも、とくに親しく話したこともない関係でしかなく。
しかも、肝っ玉母ちゃんのお通夜でお会いしたのが杉のにとっては久しぶりのことで、
ご長男にしてみれば、何十年と会っていない印象をお持ちではなかっただろうか。
杉のの顔をみてすぐ、笑顔で迎えてくれたご長男は、
半分苦笑いをして「お久しぶりです」と。
その後ろで、ちょっとはにかむように杉のの顔を覗き込んだのは、お孫ちゃん。
お孫ちゃんといっても、ご長男のお子さんで、うちの甥っ子と同じ、22・3歳ぐらいの可愛い女性。
つっても、この杉のにしてみれば、彼女のちっちゃい鼻垂れの頃にはよく見ていたといっても、
お孫ちゃんにしてみれば、この杉のは、「ただの見たことのないおばちゃん」に違いない。「へ~この人が・・・」てな感じで見つめられた。
そんな小っ恥ずかしい状況の中、
杉のは肝っ玉母ちゃんの遺影の前で、
へたれオカンを出版させていただいたことをご報告。
本当にありがとうございます。
実は、ご遺影を拝見した瞬間、思わず涙腺が崩壊しかけたけれど、
ここで、お決まりの号泣という形で、
ボロボロの素顔をお見せするわけにはいかないと、
どうにかヘラヘラと笑いながら、涙腺崩壊を阻止することに成功。
結果、最後の最後、玄関でお見送りをされるまで、
ずっとヘラヘラ作戦はつづき、
なにを話したかも覚えていないけど、
「あとがきからお読みください」
とだけは、しっかり伝えたような気がする。
気が。
はーー。
肝っ玉母ちゃん、どう思って下さるかな。
「何を言ってんだか、この子は」
って、少し呆れるのかな。
それとも、
「がんばったな」
って笑ってくださるのかな。
だけど、このブログを、肝っ玉母ちゃんのご家族をよく知る方に見つけていただけたことだけでなく、
実は、その後、まるで奇跡のような話が次から次へと続いていて。
その中の一つは、今日お会いしたご長男のお嫁さんが、少し前に教えてくれた。
「実は、お母さんが、亡くなる前に「私が死んだらなにかびっくりすることがあるで?」って言ってたんです。もしかしたら、この本の出版のことかなってみんなで話してたんです」
と。
それが、この出版のことかはわからない。
だけど、
ほんと、この出版物語の背景には、
数々の奇跡のような出来事が続いていて。
このブログを書いてる瞬間も、
また、同級生からほんと嬉しい連絡が入り。
今も続く、それらすべての有難い出来事は、
きっと、肝っ玉母ちゃんのお導きだと私は信じていて。
正直、不安もある。
そりゃいろいろある。
だけどそれもこれも、
すぐにかき消されるような出来事が、
その不安を全て飲み込んでくれる。
だから、つい、調子に乗る。(笑)
そんなこんなで、毎日が楽しくて仕方ないですっ
ほんと、皆さんありがとうございます!
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