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*Florist mio*
日本の花屋、華道家スタッフ、園芸店を経てイギリスへ渡英し、ロンドンのフローリストで働いていましたが、2016年に帰国し、Mio's Flower&Garden Design を立ち上げました。定期装花、イベント、ウェディングフラワー、ギフトフラワーなど、承っておりますスも。お気軽にご連絡下さいませ♪
email: mio@mios-Design
Instagram 【mio115】
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こんにちは、mioです**
今日から2回くらい、個展で使った桜についてのお話をしていきます!
↓これは夜、外から撮った写真。
こんな感じで、個展のテーマ『桜の園』通り、
ギャラリー内を桜で囲みました。
でもちょっと、桜が分からないですね笑桜の詳細が写真では分からない!!
とりあえず、、
個展の会期中、
『桜は何種類くらい使っているの?』
『なんていう桜?』
と、よくご質問を受けました。
使った桜は、
🌸啓翁桜(ケイオウザクラ)
🌸八重桜(ピンク)
🌸八重桜(白)
🌸陽光桜(ヨウコウザクラ)
🌸吉野桜(週末に入れました!)
中でも、啓翁桜をメインで使っていました。
ギャラリー内を埋め尽くしていたのは、
この啓翁桜という桜で、
こちらは山形県からの桜になります。
実はこの啓翁桜には少しエピソードがありまして、、お話させて頂けるだけ、個展中はお話させて頂いたのですが、、こちらでも、
画像を使いながら是非皆様に知っていただきたいので!書きますね!
まず、啓翁桜とは、、
お正月に合わせて出荷されることの多い早咲きの桜で、小ぶりで、フラワーアレンジなどにも多く使用される種類の桜です🌸
主に山形県や福島県、埼玉県の秩父の方で栽培されているそうです。
個展をする。と決めた時、
まだ夏前でしたが、私にとって、一番の特別な花である桜をメインにする、
ということは絶対でした。
また、桜を人一倍の想いを持って扱う以上、
桜の現場を見て、知ったうえで個展に臨みたいと思っていました。
でも、正直私は、もともと切り花の桜が好きではなく、なんだか美しい桜の枝が切られて出荷されるのはかわいそう、やっぱり土に根を張って生きている桜を楽しみたい。そう思っていました。
でも、生産の現場を見学させて頂き、
生産されている方々がどんな大変な思いをして、
苦労があって、私達のもとへ届けられている、ということを目の当たりにし、少しでもこの桜を、美しく、生産されている方々の為にも、
その美しさを表現し、伝えたい。
また、それが私達フローリストの仕事なのだと、
そう思いました。
なので今回の啓翁桜には、
そう言った想いがあり、メインで使わせて頂きました。
ちなみに、啓翁桜の産地、山形県へ行ったのは
去年の12月のクリスマス頃。
新幹線からの景色笑
寒そう。
寒い寒い雪の中、お正月の出荷に向けて一番の大変な時にお邪魔をさせて頂きました。
(大変な時に有難うございました(>_<))
沢山の写真と共に、
次回、啓翁桜の生産の現場をご紹介します^ ^
たぶん、普段目にするソメイヨシノからは想像できない生産の現場ですので、是非是非、興味を持って頂けたら嬉しいです!
なるべく早く、記事を書けるように頑張ります!
mio xx