ちょうど3年前の今頃、娘は悪性リンパ腫と闘っていました。
思い返すと、今があることは奇跡であり感謝の毎日です。
この3年の心の成長は大きく、病気を患っていた自分というものを娘は冷静に語ることもでてきました。
側で見守っていた双子の妹は、細かいあれこれについては記憶から遠くなるようにもなりました。
それでも定期検診では動揺し、心を無にして結果を待っています。
娘たちの近況です。
高校2年生ですが、今の時代の子たちは進路決定を急がされるのですね。
早目に未来の自分を想像させ、今何をすべきなのか?ということを考えさせたいようです。
娘は児童教育を学べる大学進学を目指すことになりました。
進路決定前に「私は子供は苦手だと思う。」と突然の一言に「根本的に子供が苦手なら、幼稚園や保育所で働くことは辛いと思うよ。他の選択肢も考える必要はない?」と話し合いました。
2つの質問を娘にしました。
「どんな時子供が嫌だなって思う?」
「歩き始めの赤ちゃんがポテッと転んだ姿見てどう思う?」
1つ目の回答は『ギャーギャーひっくり返って泣いているのを見たら嫌になる』でした。
2つ目は『くすっと笑う』でした。
赤ちゃんや子供の姿を知らない16才です。
ちいさな子の仕草にくすっと笑えるのであれば、勉強を深めていくうちに児童教育に携わる心構えができるかもしれないと期待を込めて、娘の進路を応援することにしました。
次女は看護師になるために大学の看護コース受験が目標になりました。
次女の看護師への夢に対して担任は否定的で一悶着がありました。
中途半端な気持ちで看護師などできない!
医療に携わることはなんぞや?ということは理解できているか?ということが言いたかったようです。
担任の問い詰めになぜ看護師になりたいのか即答できなかったことに悔し涙を流した次女です。
時が経ち担任は次女の夢を応援してくれるようになりました。
一貫して看護師!という目標を曲げなかったからだと思います。
目標の大学へ進学できるよう、どんな勉強が必要でどんな検定を受けたら良いなどアドバイスや後押しをしてくれるようになりました。
娘たちにはどんな将来が待っているのか。
見守っていきたいと思います。