わたしは真っ暗な中で目が覚めた。(あれ。ここどこだろう。なにも見えない。)
なにかが私の頬に落ちてきた。(これは、水?ていうかここどこ?とりあえずどこだか確認しなきゃ…あれ…?え、あれ?手が動かない。足も。)そもそも私は目をあけていたのだろうか。まぶたがあいているきがしない。体が重い。声もでない。なにも聞こえない。なにも、なにもできない。こわいよ。こわい。たすけもよべない。わたしはなにもできないの?わたしはしんだの?どうして。こわいよ。たすけて。だれか。だれか。そう思っていると、すぐに体が軽くなった。まるで全身に羽が生えたように。光が見えた。眩しいけどあたたかい光。(なんてあたたかいのだろう。)その光はだんだんはっきりとなりそして青い空が見えた。手も足も目も耳も動くようになった。(よかった。よかった。ありがとう。)風が吹いていた。そこは一面の花畑。私は裸足で白いワンピースを着ていた。そんな服持ってもいないのに。でも私はそんなことよりも違う部分に疑問が抱いていた。ワンピースに赤い染みが付いていた。(そういえば。わたしの頬にも何か水みたいなの落ちてきたような…)頬にそっと触れてみる。手を見るとそこにも赤い染みのもとが。(なにこれ。血だよね…)
つづく
