だめな人間なんて、いない



私たちは、

生きていくために、

感じた事に応じて

脳の回路や働く神経が自動で切り替わります。


異物が鼻や喉の粘膜に触れて害だと判断すると、くしゃみや咳で体外に排出しようとします。おかげで、健康を保つことができます。

ですが、

そのセンサーが誤作動を起こすと、アレルギー反応という過剰反応により、逆に健康を害してしまいます。


生活環境や健康状態は別として、

生きていく上での困難や苦しみの多くは、

トラウマや思い込みなどによる脳や神経や心の誤作動によって、

生まれています。

(もっと言えば、生活環境や健康状態にも影響を与えています)


頭ではわかっていても思うように出来ない様々なことも、

生きるために出来上がってしまった無意識下から働く反応がストップをかけていたりすることが多く、

意識で変えていくことはとても難しかったりします。


私は思うのですが...

望みように生きていくことの出来てる人の多くは、

そう出来る機会に恵まれただけなのではないかと思うのです。

カウンセラーや、友達や、先生や、本や、ひとつの言葉や、歌や、出来事や...小さくても、その人のマイナスに働く潜在意識を覆す程のインパクトを与えてくれるものとの出会いや環境などがあったんだろうと思うんです。


だから、

だめな人間だと自分を責めている人は、

自分を責める必要なんて、

ありません。

だめな人間なんて、

本当はいないんだと思います。

まずはそれを知ることが、

一番大切なんだと思います。


そして、今あなたを縛っているものを少しずつほどいていく術は、色々あります。