11:50、まだ父のみ診察を受けてる状態だけど、看護師さんから入院の方向で…と伝えられた。


良かった、いや、良くないのか?


具体的な話がわからないので何とも言えないけど、このまま帰らせられたら大変だからとりあえず私は安心した。



入院の問診票を書き、待機中。


問診票…

私、お父さんのこと何も知らないな…と実感させられる。


体重はさっき聞いたけど、身長何センチだろ。



家族欄、同居、別居の印があるので、全員一緒に暮らしてないけど、私と兄と弟、兄弟の名前を書いた。


…互いにもう他人と思って離れて暮らしていると思うけど(何なら互いを憎んでるかもしれないけど)一応母の名前も書いた。


余計だったかな。



問診票に書く緊急連絡先が2箇所必要と言うので、私と弟の電話番号を書いた。


書く前に一応『お父さん入院する、緊急連絡先2箇所書かなきゃだから名前と電話番号書くよ』とはLINEした(まだ未読だけど)


とは言え弟も仕事してるし、電話だって出られるかわからない。


しかも夏くらいに再婚した弟は、その話すら父にしてない。



なんなんだ、うちの兄といい弟といい…。


親を蔑ろにしすぎだろうが。



なので3個目の連絡先にはわたしの旦那の電話番号も書いておいた。


まだ旦那の方がかかってきた電話も取れると思うから。




12:05、医師が出てきた。

「頭のMRIを取ったけど、とりあえず頭にはこれといって脳梗塞などの症状はなかったので、今度は首のMRIを撮らせていただきます」と。


私はただお願いすることしか出来ない。


でも頭部MRIでこれといって異常がないのは良かった。





父は7回目のコロナワクチンを打ってから一気に体調を崩している。


母は反ワクチン派で、私にワクチンの恐ろしさとか延々と語ってきてるので、それを聞いてる私はその7回目のワクチンが『ハズレ』だったのかな…と思わずにはいられない。


きっと母に今の父の話をしたら、「ほら見ろ、ワクチンでやられたんだ」と言うのは目に見えてる。


なので今はあえて話す事はしないかな。





兄にも一応伝えなきゃよね。


でも伝えたところで来る気があるのかもわからないし…


父もさ、もしみんな入院してるの知ってるのに誰も連絡もない…ってなったら、余計辛いよね。


とりあえず兄にも連絡するけど、父には連絡したよとは言わずにいようかな。





時々涙が出そうになる。


泣いてる場合じゃないし、泣いたら涙のタンパクでコンタクト濁っちゃうから泣きたくない。

(帰りも車だし)




12:30、まだ、音沙汰なし。(MRI撮りに移動してる気配もない)


入院なら、必要なもの揃えて持ってこなきゃだよね。


私も気管支炎で呼吸苦しいから、ずっとマスクして座ってるのも息苦しくて辛い。

(たまに人目を盗んでマスク取ってスーハースーハーしてる)


昨夜も咳がひどくてあんまり寝られてないから眠気も…。




13:05、ようやく医師から声がかかって診察室へ。


父がどこいるのかわからなかったけど、医師から簡単に検査結果を聞いた。


脱水症状がひどいのと、炎症反応があるので何かに感染してるのかも、と。


MRI画像見る限り、脳梗塞は見当たらないと。


まだ先のことはわからないけど、とりあえず入院して様子を見てくれるとのこと。


あと、入院中、必要に応じて身体拘束する可能性があること、ここでの入院は最長でも30日、それ以降はリハビリ病院とかに移動してもらうという同意書にサインさせられた。


話自体は5分足らず。


そしてまた待たされる…。