多分死ぬ間際にこの人のことを思い出す。
そう思えるくらい好きな人がいる。
正直言って、この好きがどんな好きなのか分からない。
命を捧げたいくらい好き。
あの人が、すごく困っていて、もしもそれが私の命一つでなんとかなるようなことなら、
私は喜んでこの命を捧げます。でも、できればそれと引き換えに一生私のことを忘れないでいて欲しい。
こんな見返りを求めている時点で、無償の愛とはいかないらしい。
私があの人を好きなのと同じくらい、あの人も私のことを好きだと思っていてくれるのならば、
私はこの上なく幸せです。でも、そうかどうか分からなくて不安なくらい、私はあの人が好き。
あの人が好きなものはなんでも知りたいのです。
好きな音楽を知ることができたら、私は毎日それだけを聴くし、
好きな食べ物を知ることができたら、私は毎日それを冷蔵庫に常備しておく。
私は犬のように、純粋に愛しているんです。
あの人の前で私が持っているのは愛だけなんです。
狂うほどに好き。
一生会うことがないとしても、これまでに過ごした日の会話や彼の姿を思い出して暮らしていきたい。
変化が怖い。あの人への思いを冷凍保存して、毎日眺めていたいのです。
ああ、恋に恋しているなぁ、今彼は何してるんだろう。
私にとって彼は完璧で、彼の言う彼の欠点はすべて美点にしか見えないんです。
もし彼が同じ気持ちでいてくれたのならば、私のちっぽけな悩みやコンプレックスもすべて愛せるのに。
