心と身体を分離させる | 金爆大好き高齢ママ

金爆大好き高齢ママ

金爆大好き!ママ1年生です。
不育症で流産・死産を繰り返し5度目の妊娠で2014年6月やっとママになれました。ブログの内容は育児メインでは無く、日々の何気ない事や以前書ききれなかった妊活や不育症についてです。

子供の頃から…

辛い状況に置かれた時…

そしてそれが自分の力ではどうにもならない時…

子供ながらに自分なりの解決策がありました。

借金を残して出ていった父親

残された母と私

母はアル中で夜にお酒を飲み始めると人が変わり荒れはじめる

借金を返しながら私を育てなければならず大変な苦労をした

母親には感謝も同情もするけど

やはり毎晩のように

“どうして私がこんな目にあわなきゃいけないんだ!”

と泣き叫ぶ母の声、物を壁に投げつける音を聞くのは辛かった

お酒に酔った時の母は話しが通じなくなる

子供だった私は

“早く大人になってママを助けるから!”

と母を安心させたくて言っても、意味が解らない言葉で怒鳴りつけられるだけだった。

だから話しかけても事態は悪くなる一方。

母が一番荒れていたのは私が小学生の時だった。

母がお金で困っていると知っていても、働く事も出来ず、家を飛び出したくても行く宛もなかった

母が酔って泣き叫ぶ夜は、布団の中にもぐって朝が来るのを待つ。

色々な事を真剣に考えると寝れないから…

自分にこう言い聞かせていた

この私の身体と人生、本当は自分じゃないはずだ。何かの間違えで他の人の身体に入ってしまっているだけで、本当の自分の人生は別の場所にあって、いつかは戻れるから大丈夫。

そう大丈夫…これは私ではないから…

無理やり…そう考えて…

母の叫び声を聞きながら眠りについてました

自分の心と身体を引き離して生きていました。

良くない現実逃避だって解っていた

だけどそうでもしないと生きていけなかった…



そしてなかなか子供を授かれず、流産死産を繰り返している今…

そうやって現実逃避していた子供の頃の事をよく思い出す

今、仕事を再開して何とか社会復帰しているけど…

本当はあの頃と同じように、自分の心と身体を分離させている…


こんなのは自分の人生じゃないはずだと…

気持ちを逃がしながら生きている…

現実を直視出来ずに…

良くない事…

解っているけどこうでもしないと…

何事も無かったかのように社会復帰は出来なかった…

だからもう少し…

こうやって自分に逃げ道を与えながら生きてみよう…