やっと気がついた
君なしでは生きていけない
俺が間違ってた...許して...
 
波のように砕けた心
風のように揺れる心
煙のように消えた愛
重く深く息を吐く
胸のなかには塵だけが積もる
お前なしでは一日も
生きられないと思ってた俺
頭と心は別で、どうにか
一人で生きている
 
会いたいと呼んでみても
返事はないんだろ?
むなしい期待をかけてみても
仕方ないだろ
隣にいる男はお前を
泣かしていないか?
俺のことはもうすっかり
忘れたのか、心配になる
 
近づくことも声を
かけることもできずに
俺はひとり長い夜を過ごす
数百の夜を過ごす
 
振り返らずに行ってくれ
俺のことは思い出さずに
生きていけよ
お前を愛したから、
悔いはないから...
幸せな思い出だけ持っていけよ
なんとか耐えていける
なんとかやり過ごせてる
お前はその分だけ幸せになれ
 
気づかない振りをして
そのまま行ってくれ
会いたいと呼んでみても
返事はないんだろ?
あの頃を思い出したら、
たぶん無意識に会いに行って
しまうかもしれない
 
お前はいつもそいつと
幸せでいてくれ
少しの未練も残せないように
幸せに過ごしてくれ
俺に見せつけるように...
 
振り返らずに行ってくれ
俺のことは思い出さずに
生きていけよ
お前を愛したから、
悔いはないから...
幸せだった思い出だけ
持っていけよ
なんとか耐えていける
なんとかやり過ごせてる
お前はその分だけ幸せになれ
 
俺と離れて楽になってほしい
俺のことは忘れてくれ
その涙はすべて乾くはずさ
いっそ出会わなければ
こんなに苦しくなかった
 
永遠に一緒にいようと
交わした約束は
思い出の中に閉まってくれ
 
振り返らずに行ってくれ
俺のことは思い出さずに
生きていけよ
お前を愛したから、
悔いはないから...
なんとか耐えていける
なんとかやり過ごせてる
お前はその分幸せになれ
 
一日一日薄れてゆく...
 
 
 
 
 
 
もうすぐ終わりがくると
気づかないフリをしていた
恋人と呼べる時が
今はこんなに愛しくて
 
少しずつ二人の
想いがすれ違う
歩き出すあなたと
夕立の声に胸が痛い
 
『ごめんね』まだ
あなたを好きでいてもいい?
二度と好きだと言わないから
『ごめんね』ただ『ごめんね』
涙だけがとめどなく
溢れ出して止まらない
 
背中合わせに座って
笑って話をしたね
繋いだ手のぬくもりを
覚えていなかったあの日
 
雷鳴に消された
記憶をたどるたび
『泣き虫』と微笑む
あなたの笑顔に泣きたくなる
 
『愛してる?』と
何度も繰り返し聞いた
頷いたのは嘘だったの?
離れないで
今では言えないまま
夏の午後  終わりかけた砂時計
 
傾いた星座に二人を重ねても
季節は立ち止まる
さよならと言えるその時まで
 
『ごめんね』まだ
あなたを好きでいてもいい?
二度と好きだと言わないから
『ごめんね』ただ『ごめんね』
涙だけがとめどなく
溢れ出して止まらない