ツインソウルという言葉を知ったのは一年くらい前でした。


彼女と僕は22も年齢が離れている。でも、お互いにとてつもなく惹かれ合った。


ただ、僕が20代で彼女は40後半。そして既婚女性。


世の中では不義・不倫という関係でも関係ありませんでした。


ただ、僕の中にあるのは彼女の家庭を潰す気はさらさらない、と言うこと。


そんな関係を続けて三年程になります。


ツインソウル、ソウルメイト───スピリチュアルな事をあまり信じなかった僕ですが、不思議とこの言葉の内容だけはすとん、と落ちました。


ああ、そうか。そうだったのか。




僕は心の底から彼女を愛しています。



僕が願っている事は、ただただ彼女の幸せを。


彼女と結婚したいとか、物理的に365日一緒にいたいとか、それは思いません。


だって、彼女には家庭があるのですから。家族があるのですから。


それを壊してまで手に入れた先に、お互いの未来なんてない。



彼女が職場で味方が全くいなく、孤独で過ごしていた時に僕と出会いました。


それから彼女は更なる苦難に体調を悪化させ仕事を辞め、時には家から出れないほど弱った事もありました。


僕はそんな彼女と、彼女の家庭(もちろん旦那様にはバレないようにですが)を支え続けました。


今は彼女も回復し、新天地にて仕事に励んでいます。



僕は僕で彼女が辞めた時に仕事を辞め、彼女の体調が戻ることだけを頭に、毎日旦那様が帰ってくるまであの場所やこの場合やと共に過ごしていました。


もちろん、彼女が良くなった今は僕も新たに就職し毎日いそいそと働いています。


彼女と会える頻度は月に一度くらいになりましたが、彼女が幸せならば僕はそれでいい。





ツインソウルとは、一緒に何かを為すために、そして自分よがりではなく相手のためを想う究極の愛を知るために。





ですが、僕の中で思う事があるのです。



僕が彼女と出会った使命はもう終わったのではないか、と。


彼女が苦難に本当に苦しんだ時、長い長い時間を掛けて僕は支えてきました。


僕が彼女に必要だったのは、この時の為ではないのかと。



もちろん、今も連絡は毎日取っています。


ですが、今は僕が支えなくとも職場では仲間たちが、家では旦那様が支え助けてくれています。



だから、僕の役目は終わったのではないか。


彼女にはもう僕が居なくとも大丈夫ではないか。





──彼女に依存していたのは、僕ではないのか。