フランスでのサミットで、我が国の首相は

“ヘラヘラ”と笑っていた。


国際舞台でテンションが上がっているのだろうが、

舞い上がっいる場合ではない事を、

一番自覚しなくてはいけない「立場」だという事を、

その状況ではないという事を、

忘れて舞い上がっているように感じた。


先日、韓国の大統領、中国の首相が揃って来日し、

被災地を一緒に訪問された際も、

我が国の首相は、“ヘラヘラ”と笑っているのであった。


無性に腹が立つ。



そもそも、

3月11日の震災発生時から、

その行動力、発言力、政治力も加え、

人間力の乏しさに、

「何故こんな人が日本の総理大臣なんだろうか・・・・・」と

ガッカリすると共に、心が痛んだ。


政権交代が実現してしまった選挙の前、

平和ボケで私利私欲に走る今の政治では、

どこが政権を握っても虚しいだけだと感じたけれど、

ある民主党議員がテレビ番組で、

「せめて一回だけでも民主党に政権をゆだねて見てください!」

発言していたが、

ばらまきのマニフェストに、灰色の大物議員がいて、

その上、政治の素人が集まるような党に、

どうやって国の危機が救えるのかと考えたが、

案の定、素人の政権となり、

ゴタゴタが絶えない日々が続いた。


それなのに、この震災で致命的な状況に陥り、

各国が冷ややかな目で見ているサミットの場で

舞い上がって “ヘラヘラ”と笑うその姿は、

痛ましく、哀れにさえ思う。



震災を受けて、総理大臣としての最初の記者会見の場で、

「命をかけて・・・・」と熱弁を振るっていたけど、

あの姿を見ていて、


選挙演説か!

「命をかけて・・」って、官邸内でどうやって命をかけられる!

本当に命がけで行動しているのは、

震災の場で助け合ってる人達であり、

自衛隊であり、消防であり、警察であって、

貴方は何をしてると言うのか!

福島の原子力発電所内で必死に仕事をしている

作業員や従業員じゃないのか!


テレビに向かって怒りをぶつけていた。



演説のような記者会見を見ていると、

“ヘラヘラ”と笑う顔を見ていると、吐き気がする。


どんな政治家になりたいのか?

どんな政治家であろうとしているのか?


そんな事より、

今この国を救う為に、どんな行動をすればいいのか、


それは、日本の国の、全ての政治家のなかから、

もっとも適任の人間達を集めて、

各分野で働いてもらう事。

そして、それを見終えたら、己は引くという事。


人間ってのは、引き方、散り方ってのが大切だと思うが、

まぁ無理だろうなぁ~













民主党の横粂勝仁衆院議員が、民主党に離党届を出したが、

受理されず、保留状態となっている。


横粂氏本人との面識は全くないけど、

彼のこれまでの言動を客観的に見る者の一人として、


今回の行動は、“やっぱりなぁ~” の一言。


生真面目で要領が良いタイプの人間ではないけれど、

「永いものにまかれる」ような人物ではないように思う。


離党届け提出の後、

「党利党略・私利私欲の政治に耐えられず、

政党政治ひいては議院内閣制の限界も感じた」と発言しているとおり、


国を思い、国民の代表として、政治の世界に入り、

新人であっても、行動の積み重ねで

政治家として、一人の人間として、国政に取り組みたい一身であったが、

魑魅魍魎のはびこる世界では、

発言さえも許されない事に悩んだろうなぁ・・・・・


そもそも、

弁護士になる前に、バラエティー番組に出演し、

政治家に、総理大臣になる夢を語り、

小泉進次郎の当て馬のように、地元愛知県でなはく、

神奈川から出馬をしたのは、

若者に知名度があり、民主党の追い風にとの

民主党の思惑はみえみえだった。


二人とも、めでたく政治家になったのだが、

私は当初から、神奈川県横須賀市民を羨ましく思った。


新人ではあるけれど、

二人とも国を思い、

このままの政治では駄目だ!と考え、日々勉強し、

行動し、自分の考えを発言し、

未来に可能性や希望を見出せるような存在が、

同じ場所に同時に存在するのだから・・・


自分の意見をブログやマスコミで発言し、

先輩議員や執行部から注意・叱責され、

彼はその都度、悩んでいたに違いなく、


“言い事が山のようにあって、

離党したい気持ちが沸々と湧き上がってきてるだろうに、

後援会の面々、地元住民の事を考えると

そう簡単には決断できないだろうねぇ~~”


個人的にはそんなふうに彼を見ていた。



民主党からすれば、

「党に対しての一票で君は議員になれたんだ!

民主党の協力があったからこそ、議員になれたんじゃないのか!」


そんな声が出てきそうだけど、

そもそも、彼は最初から、

民主党のマニフェストに賛同していたのか?

ただ、政治家になりたかったのではないか?


「党に対しての票で議員になれた」と批判されるのなら、

これまで大くの大物議員が、

自分の考えが通らないからといって、

離党し、新党を立ち上げ、国民を無視するかのように、

己の道を勝手に進んでいるのはいかがなものか!?と

言ってやりたいのだけど・・・


そのような場をくれと言っても、

与えられないだろうなぁ・・・・・


常々考えていた、

“横粂議員と、小泉議員が党派関係なく手を組んで、

これからの国政にどんどん関わってもらえないか!” と


そんな日がくる事を強く望み、

戦後最大の国難の今だからこそ、国民の一人として、

切に願う。






まだ夜が明けていない暗闇の時間帯、

どこからか、カラスの鳴き声が聞こえてくる。


30分程すると、東の方角から空の色が変わりはじめる。



もうすぐ太陽が昇り始める頃、

どこからともなくカラスがやって来て、

貯水塔の天辺で、その時を待っている。


我がお城である南向きの2DKの部屋からは、

大きくて果てしなく広い空が見渡せるけれど、

目の前には、前のマンションの貯水塔が立ちはだかる。


知る人ぞ知る、映画「バクダットカフェ」を思わせるようなたたずまい。


その貯水塔に、一日に何度か飛来するカラス。


初めはその存在を疎んじていたけれど、

どこか哀愁のあるそのお姿に見惚れるようになってしまった・・・・


以前、カラスの“水浴び”に遭遇した事があった。

それはまさしく “水浴び”であり、

身体の汚れを落とし、清潔に保っているらしい。


貯水塔に飛来するのは、

まさしく “日光浴”なのだ!


朝陽を浴び、一日の始まりを感じ、

日中は風の力も借りながら、汚れを吹き飛ばし、毛並みを揃える。

そして夕刻が近ずくと、西の方角に身体を向け、

一日の終わりに、太陽の恩恵を与かろうとしているようだ。


なんとも賢く、清潔な生き物だろうか・・・・


そんな生き物が、生きる為に雑食となり、

人間から疎まれる。


黒々とひかり、大きな羽を広げて、

目の前を急降下する姿は、

ぞくぞくするほど恐ろしいけれど美しい。


スズメやツバメを攻撃しないように観察していたつもりが、

その淋しく悲しい生き様ゆえに、

哀愁を感じずにはいられない・・・・・