料理研究家という仕事をしていると、きっと突き当たる「不安」と「悩み」。
それは、例えば、「料理の腕はシェフや板前さんにかなわないかもしれない」ということ。
わかりやすく言うと、ホテルの「パティシエ」と、「お菓子研究家」の方のデコレーション技術とか。
もちろん、料理研究家の中にも、一流のシェフやパティシエ、料理人に技術は負けません、なんて方もたくさんいると思うのです。
もともとの経歴がシェフや料理人の人も多いですよね。
でも、あくまでこれは私の話^^。
包丁の使い方、専門の料理、それは正直絶対にかなわないと思う。
では、「料理研究家」として、レシピを作ったり、お料理を教えたり、、、そんな自分は何なんだろう、ってずっと自問自答していました。
答えはとってもシンプルで、
「自分にしかできない」
ことがあるから。
私は、「家庭」という場での、日々作る料理、日常の中にある料理を、誰よりも考えて、誰よりも作る人や食べる人の気持ちに寄り添える「家庭料理」を考えるプロになろう、と思ったのでした^^。
とはいえ、知らなくて困ったり、恥ずかしい思いをすることも、まだまだたくさんあります。
勉強はたぶん一生続きます。
そして、ただただおいしく簡単に作る料理を考えたり伝えるのではなく、それぞれにとって気持ちよく過ごせる生活を、料理と一緒に考えていきたいと思っています。
『料理』は作っておしまい、食べておしまいではありません。
準備する
作る
片付ける
その後栄養になって身になる。。
そんなことを感じるこのごろ。
誰かの役に本当に、心から役に立ったと自分が思えるまで、もう少しこの仕事を頑張りたいと思います^^。