誰のお見舞いに行っても、病院に行く度「絶対にこんなところで死にたくない。家族全員、お世話にならずにすみますように」と心底祈ってしまいます。
好きな人はいないと思いますが。

昨日は奥方が所用でいなかったので4時間弱一緒にいました。
約20年の付き合いになり、その間3人でレストランに行ったり、カラオケに行ったり、家で食事をしたりしてきましたが、旦那さんと二人で長々と話をしたのは初めてでした。

ボジションを変えてあげたくても、背中に枕を入れてあげたくても男性なので簡単にはできないし、食事を口に運んであげようと思っても「この一口で誤嚥性肺炎になったりしたら...」などといろいろと想像して不安でした。

友達の姿がないと不安で仕方がない彼を見ていると(「何時に戻ってくるの?」と何回も聞かれ...)、闘病中の父とそれを支えていた母の姿と重なります。
近所で闘病している人も全く同じ状況のようで、ご主人は奥さんの姿が見えないとすぐに呼ぶそうです。(呼ばれる方はたまらない...)

そして昨日、グッときた言葉。
「もう一度立ちたい。歩きたい」

そんな言葉を聞く日が来るなんて。前回会った時は普通に歩いていたのに。
そうだろうなぁ。
私たち、普通に立って歩いているけれど、それができなくなった人からすると、私たちが普段愚痴っている「バスが来ない」とか「◯さんがあり得ないぐらい失礼」とか、どうでもいいようなことなんですよね。

当たり前のことに感謝の意を持ち、ミント(人間)、今日も前向きに頑張ります