旅のしおり 徳島 PART1
TABINOSHIORI TOKUSHIMA PART1
日程 2016年5月20日(金)~22日(日)
目的地 徳島(徳島市・鳴門市・三好市)、兵庫県(淡路島)
カメラ Canon EOS M ( EF-M22mm )
5月に徳島を訪れた時の記事です。
四国に足を踏み入れるのは初めて!
今回のTOP画は、大塚国際美術館のシスティーナホール。
四国上空に差し掛かりました。
奥に渦潮で有名な大鳴門橋と淡路島がかすかに見えています。
徳島阿波おどり空港に到着です。
時間がないのでレンタカーを借りて速攻で
今回の旅行のメインである大塚国際美術館に向かいます。
ポカリスエットでおなじみ、徳島発祥の大塚製薬が開設。
入館料が日本一高く、展示品は全部偽物という一風変わった美術館です。
写真はレストランがある建物。
美術館はこの後ろにある地上3階・地下5階の建物にあります。
崖の上と中に建物がある感じで、入り口は地下の部分にあります。
入館料は3,240円、コンビニ等で前売り券を買うと3,100円です。
鑑賞ルートは地下3階~地上2階の約4kmに及び、
じっくり見て回ると一日かかっても終わりません。
展示されている作品は190余りの美術館が所蔵する
およそ1,000点の西洋画の複製。
複製は大塚グループの大塚オーミ陶業により行われます。
陶器の板に原寸大で焼き付けたもので非常に劣化しづらく
2,000年以上にわたりそのままの色と形を保つとされています。
美術教育に資するべく、作品は古代から現代に至るまで著名・重要な
ものばかりを展示しており、これらを原寸で鑑賞することでその良さを
理解し、将来実物を現地で鑑賞して欲しいとの願いが込められている。
検品のために来日した美術館の方からは
大きな賛同・賛辞を受けているそうです。
写真撮影どころか、作品に触れることもできます(^^;
大きめの絵画も非常に迫力があり、素晴らしい出来栄えです。
超巨大な絵も寸分違わぬ大きさで再現。
精緻で引き込まれる絵で、原画も見てみたいものです。
門外不出のピカソのゲルニカも、ここで鑑賞できます。
東京都美術館のマウリッツハイス美術館展で並んでちょっとだけ見れた、
フェルメールの真珠の耳飾りの少女もあります。
誰も見ていないので、穴が開くほど見ることができます。
睡蓮で有名なモネのラ・ジャポネーゼ。
大きさと迫力にしばし見とれました。
レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐。
20年に及ぶ修復作業を経てオリジナルに近い状態によみがえっています。
対面に修復前の最後の晩餐が飾られており、
これが見られるのはここだけとなっています。
中でも圧巻なのがこのシスティーナホール。
バチカン宮殿にあるシスティーナ礼拝堂の天井画の再現です。
ミケランジェロによる天井画と祭壇壁画「最後の審判」が描かれています。
入館してすぐの場所にあるので、いきなり度肝を抜かれます。
青い天井が美しいイタリアのスクロヴェーニ礼拝堂。
モネの池を眺める、カフェ・ド・ジヴェルニー。一応地下2階です。
蓮が咲いています。
パリ・オランジュリー美術館所蔵のモネの大睡蓮。
自然光で見てほしいというモネの願いを実現しました。
レストラン・ガーデンでの昼食です。
鯛の茶漬け ¥1,000- (税込)
徳島といえば鯛料理。潮流の早い鳴門海峡でもまれた鯛は
引き締まった身で弾力のある歯ごたえです。
若鳥のオーブン焼き ¥1,200-
徳島の地鶏の阿波尾鶏と鳴門のワカメなど地元の食材を使った一皿。
徳島特産品のすだちがよく合います。
ショップにはミニサイズの陶板画が売られています。
小さいのは3,240円でした。
非常に見ごたえのある満足のいく美術館でした。
大塚国際美術館
徳島県鳴門市鳴門町 土佐泊浦字福池65−1
TEL 088-687-3737
営業時間 9時30分~17時00分
休館日 月曜日(祝日の場合は翌日)
1日目後半はPART2に続きます。