36才になってすぐに乳ガンを宣告された。
なんとなく覚悟はしていたけど、実際に言われるとやっぱり頭が混乱した。

31歳で結婚したけど子供はできなかった。
34歳から本格的に不妊治療をしてみた。
なかなかうまく行かなかった。
卵子をとっても成熟しなかった。ちょうどその頃仕事で遠方まで通って、体もボロボロだった。
不眠で脱毛も酷くて、顔のシワも一気にできた。
これは限界だとおもって、会社を辞めた。
それから3カ月後に採卵すると、成熟卵がいくつかとれて、胚盤胞を凍結する事ができた。
しかし喜びも束の間、妊娠8週で流産してしまった。

また採卵したいと思っていた矢先、
乳頭から血液が混ざった分泌物がでてきた。
もともとしこりは6年くらい前からあって、良性の繊維線種だといわれており、しこりはあって当然だったけど、分泌物がでたのは初めてだった。
毎年、健康診断で見てもらってたし大丈夫だと思ってた。
でも結果は乳ガン。
悲しすぎて、手術までの期間なにをしていたのかも記憶にない。ただペット検査をするまでは、怖くてたまらなくて、寝られなかったのは覚えてる。

つづく