長女の親友は、モテ女であり、美人であり、陽キャである。あと、今流行りのあざとい。モテる女のテクをバンバン使ってくる。


少し鼻につくな…と女の直観で思うが、悪い子ではない。長女は、モテる方ではないし、何より陽キャではない。むしろ冷めている。


正反対の2人なので、なんで仲良くなったか不思議だ。応援団もその子に誘われて受けたらしい。


余談だが、やっぱりモテ女は、応援団に入るよなーと個人的に思ってしまった。だから、長女が応援団に立候補する事が以外だった。キャラ的にね…。


応援団のオーディションは、長女は淡々と終えたようだが、親友は、終わったあと泣いていたらしい。もっと出来たのに緊張して上手く出来なかったと。


その様子を見て長女は、「泣かなくても大丈夫、これは受かるって励ましたよ。あと、泣きすぎだよとも言った」


え??クールすぎませんか?長女さん…。


「だって、こりゃ受かるって確信したもん。やっぱりオーディション嫌だって応援団辞退した子が沢山出たし。担任の先生を見て、これ全員受かるパターンやなって確信した。とりあえずやる気を見るためにやらせてるだけだと思った」と。


習い事でオーディション慣れしすぎて、妙に空気でわかるらしい。そして、やはり長女の言う通り受かったらしい。


「やっぱりミュージカルスクールのオーディションの方が精神的に何倍もキツい。あんなの楽勝」と言うので、長女さん、強くなりすぎだな。