次女の初めての小学校登校日は大雨だった。


あいかわらずマイペースな子で、7時ごろ起きて、いつも通りご飯を食べて、「雨じゃーん、最悪」と言いながらお姉ちゃんと出発していった。


お姉ちゃんの時は、緊張して5時頃起きて、ソワソワして行ったけど、次女は全然ない。初々しさが全くない。


さて、小学校の感想を帰ってきてから聞くと「普通だよー。塗り絵もしたし、楽しかった」と。


それなら、良かった。大丈夫だとは思っていたが、やはり気になってはいた。


「だって、何回も小学校来てるじゃん。幼稚園の時も遊びに行ってたし」と。


そうなのだ。小学校と幼稚園が目の鼻の先なので、庭みたいな感覚になっている。なおかつ、お姉ちゃんの授業参観や運動会で校内をほぼ覚えている。新鮮さがないのは当然なのかもな。それでも、初めての小学校でここまでいつも通りなのも驚きだけどね。


更に質問を次女にぶつける。「少しはクラスの子とお話した?」と聞くと「えー?お友達と話したけど名前は覚えてない」という次女。あいかわらず名前を覚えるのは苦手なようだ。


ちなみに長女が心配して、休み時間に妹の様子を見に行ったそうだが、「1人で黙々と塗り絵してたよ。友達と遊んでないんだよなぁ」と言っていた。


まあ、次女は1人でも平気なタイプだ。なんだかんだで、下の子はたくましいよなと感じてしまった。


むしろ周りに気を使いすぎて、友達に器用に合わせすぎる長女の方が親としては心配な時がある。