次女の入学式に行くと、すぐに保護者と児童は別行動になる。
6年生が1年生の手を引き、まず子供達だけでクラスに移動して、入学式の準備ができると6年生と一緒に1年生は入場するのである。
6年生のお姉さんに連れられていく次女の顔は曇っていた。「あんた誰や??」という顔である。しかし、言われるがままに次女は素直に連行されて行ったw
しかし、中には自分の意見をハッキリ言う子もいて、「誰や!!俺はママといる!!」と言っていた。「知らん人についていかん!!」と言うので一理ある。
特別支援の先生がずっとその児童に付き添っていたが、「ママしか嫌だ」とギャン泣き。結局、入学式は母親の隣で参加した。
最後の写真撮影の時も「10秒で終わるよー」と言っていたが、「15秒じゃん、たいてい大人は嘘つきだ」と泣いていた。
旦那は「知恵遅れは大変やな」と言ってきたが(時代錯誤をお許しください)、私は別の思いを持った。
「この子、むしろ天才かも」と。泣き喚いているが、全て的を得ている。何より秒数を数えていたことが驚いた。
実際に特別支援の先生によれば、「数字の認識や絵の才能など、ずば抜けて何か良かったりする子もいるんです」と聞いたことがある。
昔はみんな同じように行動することを求められたが、今はその子の個性に合わせて、学校も教育を教える時代だと説明会にあった。旦那は説明会などいかないからアップデートされてないのだろう。
とりあえず「今は時代が違うんよ。大人になったら、ああいう子が成功してたりするし。成長速度や個性に合わせて教育するから、特別支援=知恵遅れじゃないんよ」と旦那に話しておいた。エジソンだって、子供の頃は「変わった子供」って言われてたしね。