父方の従兄弟は、長い事精神病だった。


建築1級の資格を持ち、頭も良かったらしいが、人付き合いが苦手で、暗かったらしい。


最後は、家族も離れていき、酒浸りになり、車に引かれて死んだ。親族は父しかおらず、葬儀もなかった。


その話を聞いた時に、「結局、人生で1番必要な事は、頭の賢さや資格ではなく、人との関わり方じゃないだろうか」と思った。


私も友達が多い方ではないが、人に対して愛想良く振る舞うし、挨拶をする。「なんか暗いよね」と思われるより「感じが良い人」と思われたい。


職場でも仕事は出来るが、周りをピリピリさせる人、気を使われる人がいる。正直、そういうタイプは、損だよなと思う。


定年退職して、再雇用で働いているお爺ちゃんの1人に、いつも暖かい空気にさせてくれる優しい人がいる。だから、たくさん人が集まってくる。結局、人生の勝者はこういう人だと思ってしまう。