今年入った高学歴新入社員。多分裕福な御坊ちゃまなんだろうなと想像はついたけど、家事手伝いをした事がないらしい。


今日、あまりのおぼっちゃまにびっくりした。


まず、ご飯は好きな時間に食べるらしい。


「自分が食べたい時に、ご飯食べます」と言うので「え??みんなで食べないの?」と聞くと「食べたいタイミングがあるので、その都度お母さんが出してくれます」と。


いやいや、その都度用意するなんて手間やんか。当然片付けもしない。


母親のパートさん(私も含めて)、注意した。


「あんたいくつや!!お母さん、大変なんだよ。後片付けも一気に終わらせたいの!!せめて皿洗いくらいしなさい」と。


他にも、雨具やコートも玄関までお母さんが用意してくれるらしい。服も全てハンガーにかけてくれるとのこと。


「いやいや、ありえない。自分でやれ」と注意。恐ろしいのは、これが当たり前と思っている。


これは、親が悪いな。息子を甘やかしすぎている。25歳やぞ??


アルバイトもしたことが無く、この職場で初めて仕事をして「働くって大変だなぁ」と言う高学歴社員。


昔、本で読んだけど、男の子は小学生くらいから、多少厳しく育てた方が良いと書いてあった。反対に女の子は、愛情持って育てないと性格がキツく幸せになれないケースが多いとのこと。


「とりあえず、1人暮らししないと自立しないかもしれませんね」と私が話した。私も1人暮らしして、本当の意味で自立したし。


しかし、新人くんは「実家を出る意味がわからない。最高なのに」と言う。そりゃ、最高だろうな。


さて、旦那に話すと「俺なんて小学生の頃から朝ごはんは、俺の仕事だって決められてたぞ」と言った。厳しい環境で言えば、義父が働かないダメ親父だったので、旦那は若い頃からアルバイトばかりしていた。多少、性格は今でも歪んでいるが、早くに自立はしてると思う。あの親父の反面教師だと言える。


余談だが、旦那の姉は自由人で、奔放だったらしい。そして、不倫して略奪婚だった…。まあ、それもひとつの人生だったが、あの親父じゃなければどうなってたんだろうと思ってしまう。


変な話だが、昔読んだ本は結構当たってるんちゃうか?と思ってしまう。