今日、久しぶりに美容院に行った。


この話をすると「それはねー、バレエとかダンスとか演劇の世界では、よくある事だよ」と言われた。


まじで??


聞けば、美容師の旦那さんはエンタメの世界で生きている人で、「特にバレエなんて凄いから」と言われた。


はぁ…、そうなんだ。知らなかった…。


「そこそこ実力がある子供の親は一生懸命になるんだよ。親も子供も必死だから。私はそういう世界が苦手だけど、親が必死な面で一流になる人もいるからねー」と美容師は言う。


そうなんだ…。所詮は習い事という感覚の私とは違うんやな。


「でも、残るのは本物だよ。本人が必死になるかどうかだし。もちろん親の助けは必要だけどね」と言われて、新たな世界を知った私である。


子供たちは主役に選ばれるような人材ではないので、「将来、人前で出ても堂々としてられるくらいの人間になればいいや」くらいの感覚だったが、芸事を目指す人材は違うようである。


もちろん本人の力だけで成り上がっている人もいると思うが、バレエとか今話題の宝塚などは、親の力も必要だろう。


「とうとうエンタメの裏側を知ったんだね」と笑う美容師。子供の好きなように生きろというのは、半分本当で、半分綺麗事って事なのかしら…。