夏休みに入った当初から、「プールに連れてって」と言われていた。
波が出るプールや流れるプールに行きたいらしい。よって、地元にあるホテルのプールに行くことにした。
さて、到着してすぐに少し後悔した。汚くはないが…、更衣室や歩くところが濡れてしまっている。「あっ、あかん。ゾワゾワする」とつま先で歩く。
旦那は別パターンで「プールの水が汚いんじゃないかと不安になる」と言っていた。お互いにタイプは違えど、妙に潔癖症な所がある。
しかし、子供たちは全力で楽しんでいるので、我慢せねばならぬ。旦那も私も覚悟を決めてプールへ入る。子供が小さいので1人は入らせられない。
長女は浮き輪で泳いだり、滑り台で遊んだり、子供らしく楽しんでいる。
しかし、次女は最初は遊ぼうとしなかった。浮き輪を持っていったが「怖い」を連発。2歳くらいの子ならわかるが、もう5歳。とんでもなくビビリである。
しかしその後、次女は10代のピチピチギャルが浮き輪の上に仰向きで寝て波に揺られているのを見て「あれがしたい」と言い出した。
浮き輪の上に寝かせると、波に任せてゆらゆら揺れている。しかも、目をつぶりながら…。
「泳いでみたら??滑り台とか行かない?」と聞くも「怖いから嫌」と拒否。
長女は、「ずっとそれやん…。楽しいの?」と言い、旦那は「寝てるだけやん。だから太るんやで。遊んで身体動かさないと」と言っていたが、次女は目をつぶりながら「嫌や。私はこれが1番楽しい」と言っていた。