最近、職場で席が隣同士の高学歴な新入社員。(私も新入社員だけど)


同じ新人同士「がんばろうや」と励まし合っている。もはや、子供みたいな感覚である。23歳が子供のように感じるとは…、年齢を重ねているとつくづく思う。


さて、この新人くんが面白い。車の運転が必須の仕事だが、大学卒業まで車の運転をしたことがないペーパードライバーだった。


採用して初めて知る教育担当者。


「あかん、仕事教える前に車の運転を教えなきゃいかん。後ろに乗るのが怖すぎる」


確かに恐怖であろう。ペーパードライバーの運転は…。私が入った頃は1人で運転できるようになったらしいが、4月頃は部長が社内の駐車場で運転を教えたそうである。


免許を取って3年になるらしいが、「君は初心者マークをつけて運転して」と言われて初心者マークで外回りをしている。


「とにかく運転が怖いんや。交差点で曲がるのも「今曲がって」って言うんだけど、「ぜったい無理です。怖いです」ってなる。歩いた方が早いんちゃうか?って話題になってる」


まあ、この新人くんも苦労が多いようで白髪が目立ち、顔もニキビだらけで、お疲れが顔に出ている。


少し気の毒になり、「そのうち慣れるさ。お菓子あげるよ」とすっかり近所のおばちゃん状態になっている私である。