幼稚園の連絡帳に時々入っている肝油の注文用紙封筒。今まで、全て捨てていた。
ある日、次女が注文封筒を持ち帰ってきて、「ママ、ここにお金入れてくれるだけでいいから」とキメ顔で言われる。
え??なにそれ??
封筒を見ると自分で注文個数と金額を筆ペンで書いている。この子、数字書けるの??
「買わなくていいよ」と言うと、これは絶対に買うんです!!この緑色の缶ですと力説。
すごい剣幕で言われた。
注文用紙を見れば、ピンク、黄色、緑の缶で肝油の味が違う。次女ならピンクしか選ばないはずだが、今回は緑の缶…。何かあるな。
さて、先日軽く先生に聞いてみた。すると、先生は大笑いしながら事情を話してくれた。
「実は、業者からお試しで緑の肝油をもらったんですよ〜。教室の子供たちに1個ずつあげたんです。そしたら、美味しいって食いついて。で、これは緑の缶のメロン味ですよってセールスしたんです。だからでしょうねー。他の子も同じみたいで、いつもより肝油の注文数が多いんですよ」
業者のお試し缶がこんな威力を発揮するとは…。しかし、自ら注文用紙に書き込んだアグレッシブな園児は次女だけだったらしい。
もともとズボラで自分から何かをすることもせず、運動神経もゼロ、負けん気もゼロ、自由人の次女だが、食べ物に関してはもの凄い執着心を発揮する。
先日も初めて食べたお煎餅に感動して、立ち上がって拍手していた。お菓子にスタンディングオベーションしてる…。
ちなみに次女が感動したお煎餅が、コチラである。
立ち上がるほど美味しいのかと食べてみたが、確かに美味しかった。ってかチョイスがしぶい。