長女が帰ってきて、何気なく言った言葉に戦慄した。


「ママ、友達がヤバイ動画見つけたって」


嫌な予感がした。その友達は、中指を立てるジェスチャーを教えた子だった。


ここからは、本当にエゲツない内容なので、もしかしたらAmebaの規定に引っかかるかもしれないが、説明する。


小さい女の子に裸が見たいと言って、お風呂場で裸にさせて手首を縛り肛門を見る


「激ヤバ動画」というらしい。詳しくは調べてないので(見たくもないし)知らないが、ここまでの内容ならYouTubeではない気がする。


そして、「それのどこが面白いの?それはね、犯罪で警察に捕まることだよ。多分、その女の子は○されてるんじゃない?それが面白いかな?ママは、全然面白くない。ゾッとするけど」と静かに怒った。


私の表情に長女もやっと「これってヤバイのかな?」と気付いたようだった。


小学2年生。やはり幼い子供である。これが犯罪動画とは思わずに面白い動画として娘に教えていたことが恐ろしかった。


世の中には、平気で犯罪の動画を上げる人がいる。無教養なのか、倫理観の欠如のどちらかだろう。


しかし、小学2年生でも目に触れられてしまう恐ろしさ。問題はTikTokらしい。YouTubeより規定が緩いと聞く。長女も、その友達からTikTok面白いよと聞いているらしいが、私が許していない。


しかし、親が規制したところで、やはり友達から情報をもらってくる。仕方ないにしても、そのお友達は、少し困りものだ。親が忙しいので、結構放置プレイなんだよな。


実は、そのお友達の家では遊ばせないようにしている。出来るだけ私の目の届く範囲で遊ばせて変なことをしないようにしているのだ。


根は悪い子ではないし、頭の回転が早い子なので賢い。しかし、賢い子ほど親の目を盗んで情報を仕入れるのも早いのかもしれない。


ちなみに流石の内容なので、学校の担任に連絡した。娘の学校は、子供たちのSNS教育に力を入れており、問題があった場合はすぐ学校に連絡を入れるようにと通達がある。


担任の先生は、「今は、何でも早いんですよね。子供たちと動画のことも話し合って教育しておきます」との返答だった。


まあ、結局は学校より各家庭の教育方針だろうが、そのお友達が色んな子に変な動画を教えまくっては困る。早いうちから「これは犯罪動画やで」とその子にも気がついてほしいから。