中古の家が欲しいと当初は少し考えていたが、よくよく考えるとやはり無謀なので辞めた。旦那が何より嫌がった。

  

①50代でローンを組むのも無謀だし、月々の高いローンを払うなら投資と貯蓄にまわす。


②固定資産税や家の保険料は、結構高いんですよ。何より家も修繕費用が出てきますからね。


③今は家が欲しいのはわかるけど、娘2人はいずれ出ていくでしょ。広い家が必要な時だけ、家賃が高くても広い家に引っ越せばいい。


④子供の教育資金(何より大学費用)は進路によって想像を超えるんですよ。俺は3人前の息子たちが大学に行ったので、痛感してます。


③それに家はあるでしょ。旦那の実家、おばさんの家、おばさんの賃貸物件、そして私の実家。


④③のどれかに最終的に住めばいい。家は古いので修繕費用は残しておく準備をしてればいい。


⑤何より空き家問題がこれから出てくる。親父とおばさんが処分費用を貯金を残して死ぬわけがない。売るにしても、家のものを処分しなきゃならない。万が一を考える必要がある。


⑦とにかくお金が手元にあるのが間違いない。ローン=借金です。


⑧これからは、俺が引退するまでお金をフルで貯めなきゃいけない。退職金もあるが、やはり貯金を最低1000万しておく。


最終的に旦那が私に伝えたのは、「正直、お袋の遺産金がなければかなり厳しかったと思う。子供たちは、高校まではなんとかなるけど、大学になると俺も定年退職している。退職金に手をつけるしかないと思っていた」と。



わが家は年の差婚なので、やはり将来設計を考えると旦那の意見が1番現実的だと思った。


旦那は定年後は、ゆっくり過ごしたいのだ。正直、旦那は本当に働いていると思う。週1の休みで帰りは9時を毎晩超える。だからこそ、お金にゆとりがある老後を夢見ている。時々旅行に行ったり、夫婦で楽しめる生活を。


波瀾万丈だった旦那の人生を最後は穏やかに迎えるために、準備に動き出したわが家である。