次女の幼稚園の担任は、当初新人の先生だったが1学期で辞めてしまった。前代未聞の出来事だったらしい。ただ、めちゃくちゃコミュ力が低そうな暗い先生で「なぜ、youは先生に??」というキャラでもあった。
新しい担任はどうするんだと心配していたら、次は20年保育士をしているベテランの保育士がやってきた。
この先生が凄く良い。いきなりクラスがまとまった。幼稚園でも先生で全然違うんやな。
今日は、生活発表会だった。そこでもベテランの力を痛感した。
基本、年少さんは劇をしてもグダグダなんだけど、この先生は基本台詞は少なめ、歌とダンス多めの劇をチョイスしてきた。
長女の時から少し疑問だった幼稚園の劇。1人ずつセリフを言わせて、泣き出す児童もいれば、台詞を言わず走って遊び出す児童もいてグダグダ感が毎年あった。
この先生は、台詞を5人1組で全員で言わせて、中だるみしないので見やすい。何より有名な「はらぺこあおむし」をチョイス。
そうやねん…、全然有名じゃない物語をセレクトされても伝わりにくいのだ。この先生は、この事をよくわかっていた。ここの幼稚園の悪い所に新しい空気を入れ込んでくれた気がする。
この幼稚園は、良くも悪くも自由。子供の好きな事をさせる。劇も子供たちが選んだものにさせるし、長女の時は子供が作った物語を劇にしていた。
悪いことではないが…、子供の作った物語って支離滅裂な所もあり、よくわからない。
この先生は、「これにしましょう」と用意してきて、ピリッと締めてくれるものを持っている。子供というものを理解してるなと思う。
次女が「幼稚園楽しい」と言うのは、先生のおかげだ。長女の時にこの先生だったら、神経を擦り減らさず病院に行くこともなかったかもしれない。
先生というのは、重要なんだなとつくづく思う。