丸亀製麺でモーさんと順番待ちしてたこと。
私たちの前には、母親と2歳くらいの男の子。その前に高校生の男の子が並んでいた。
高校生の男の子は、少し独特の雰囲気を醸し出していた。何か怖い。確証はない。
さて、その後ろに並んでいた親子だが、小さい男の子が高校生の男の子に少し当たった。母親がすぐに謝っていた。高校生は、ニコニコして大丈夫と言っていた。優しく見つめている。
側から見れば「優しい高校生」だろう。しかし、私は警戒心がビンビンに働いた。2歳の男の子を見つめる高校生に思わず背筋が凍った。
その男の子の母親は、もう少しで注文できたのに列から離れた。そして、再び列の後ろに並んだ。
うどんを食べていた時に、モーさんに「あのお母さん、警戒して子供をあの高校生から離したよね。私が小さい子供を連れていたら、あの母親と同じことをする。近くに寄らせない」と話した。
モーさんは不思議そうに「なんで??普通の高校生やん」と言った。
「でも、なんか子供を近づけさせちゃいけない雰囲気がする。あのお母さんが、列から離れて後ろからまた並び始めた時、私と同じ気持ちになったんだと思ったわ。恐らくだけど、あの高校生から直感的に子供を守ろうと判断したんだと思う」と言うと、サッパリわからないと言った雰囲気。
ちなみに旦那は、勘は良い方だ。察しは私より数倍いい。それでも、旦那には私の言う事がわからないようだった。
これが母親の勘なのかもしれない。危険予知は、子供を産んだ女は敏感になるという。ちょっとの地震でも昔は絶対に起きなかったのに子供が産まれたらすぐ気がつく。少しの物音でも敏感に反応する。
その延長でもないけど、この高校生にはその危険性を感じた。何もしてない高校生は、失礼この上ないかもしれないけど、説明できない怖さを感じたから仕方ない。
それでも旦那は、「お前がそんな敏感なわけないやん。お前の思い込み」と言って笑っていた。