小学校から大学まで同じだった同級生がいます。正直、仲が良いわけでもなく嫌いでもない。グループも違います。なんなら、第一印象は、大嫌いでした。
1年生の入学式で「背が小さい」とバカにされて苦手意識ができました。場所も下駄箱の前で言われた事は覚えてます。
最初は、「なんか嫌い」だった子が、ずっと同じクラス。そして、中学も同じクラス。高校に関しては3年間一緒。大学も一緒。嫌いからのスタートは、年月を経て、嫌いになれない存在になりました。もっと、仲がいい子はいるのに、なんでいつも一緒になるのかなーと最後は面白くなってきたのです。
不思議なもので、大学卒業したら連絡取らないだろうなーと思っていたら、ちょこちょこ会うんですよ。
コンビニだったり、TSUTAYAだったり、スーパーだったり。学生時代、仲良しな子でも自然と連絡が途絶えた子もいる子もいる中で、その子は途切れませんでした。特別仲良しでもないのにねwこれが「縁」というものなのかなと思います。近頃では、SNSでたまに近況を知るようになり、年賀状も送る仲になりました。
最終的に私が第一子を出産した時も、出産祝いをもらったし。まさかもらえるとは思ってなくてビックリしました。「小学校からずっと一緒な同級生だしね」と笑って言われました。
その子が、最近出産しました。そして、その子の親友から連絡があり「お祝いに行こう」と誘われました。もちろんYesです。
最近、仲の良さと縁は別もののような気がしてしました。自分の幼かったとき、恥ずかしいとき、情けないときが筒抜けの同級生。でも、たまに会うと一緒に成長してきた感じがするのです。
小学校の時から、連絡を取り合う子は2人だけです。その唯一の子が「仲良くもない同級生」ってのが自分の中で不思議です。
ただ、この子がもし死んだ時や私が死んだ時は、お葬式に参列してる気がするのです。
もしかしたら、前世でよっぽど深い関係だったかもしれないと思うこの頃です。