大雨で今年のお盆は暇そうなので、家で小説を読んでいます。
ライトノベル。純文学なんて滅多に読まないのさ
やはりモーさんが休みだと2人で子供を見るので私も少し気楽。大人の目が2人あるので、いつもより真剣に読めるんです。
ちなみにこの本は漫画でも大人気です。
大雨で道路は冠水してましたが、我が家は子供達が家で鬼ごっこをして、旦那は昼寝して、私は小説を読みながら好きなことをしてました。
で、私が机に座って読んでいると「絵がないのに楽しい?」と聞いてきました。まだ絵本が中心の娘は「字だけで面白いんか?」と。
よって、私は本の本当の面白さを教えることにしました。
①文章を読む力がつくと、頭の中で自由にその風景が想像できます。
②想像の中の絵なので、自分が好きなイメージが出来ます。
③誰かに描いてもらった絵より、強く残った自分のイメージの方がずっと思い出になります。
難しかったようですが、娘は「ふーん」と言ってました。ちなみに旦那は本は一切読みません。頭が痛くなるそうです。
展開図や設計図の方が楽しいらしい。まあ、生まれ持った好みや性質も少しあるのかなと思います。私は長女に本が読める子になってほしいですが、家での勉強を見てると文章問題は致命的に弱い決まりのような、句読点とか文字は良いんですが「なぜ悲しかったか?」「楽しかったか?」がまるでわからないようです。
ある日、国語の問題に「勇気を出した事を書いてみましょう」とありました。
「頑張ったことや怖かったけどやったこと想像してごらん?」と言ったんですが、無表情。
「ないわー。なんでそんな事考えるの?」
思わずズッコケました。で、私が例題を考えたんです。
「水泳教室で最初は泳げなかったけど、頑張って勇気を出して泳げたとかどう?」
「それって、勇気なの?みんなやってるからやってるだけだし…」
「嫌いなものを頑張って食べたとかさ」
「食べなきゃ色々ママが言うから食べてるだけ。勇気なの?それ??」
たまに凄く哲学的な事を言う。父親に似て口達者な所もあるので(正直、かわいくない)、勉強教えながらイライラします。
もっと本を読んで感情豊かにしないと機械的な人間になりそう