モーさんは、プライドが高い。ちょっとでも自分が馬鹿にされるとすぐ怒る。
前に東京のお店に行った時、大変だった。方言が強い人なのでクスクスと笑われるとギロっと睨んだし。でも、標準語に決して変えなかったけど。
「東京が中心って誰が決めたんや。自分の言葉で話す」と。
私は、妙に彼のこういうところが気に入っている。苦手な人はダメかもしれないけど、「何を言われても変えない」という強さは私にはないから。
東京へ行ったら私はあまり方言を使わない。伝わりにくいし、面倒だし、恥ずかしさもある。でも、彼は使う。今まで使ってきた言葉を変える意味がわからんと。雰囲気にのまれて変える方が恥ずかしいみたいだ。
家庭でも彼は、言葉遣いには厳しい。最低限の礼儀がないと夫婦でも子供でも「それはダメ」と怒る。年功序列がある。だからフワちゃんのタメ口は「受け入れなれない」と。あれはキャラだし演じてるんだと説明してるけどね。しかし、それを良しとする社会が嫌みたいだ。
めんどくさいけど、それが彼の取り扱い説明書なので、家では「パパを馬鹿にしちゃいかんよ」と言います。
最近、彼は仕事でかなり成績がいいと聞きました。「俺の実力」と言います。
そうかもしれないけど家庭でのサポートも忘れないでほしい。私も子供たちもお父さんには気を使ってるし、安心できる空間を作ってあげてます。
彼が家に帰るとピリッと空気が変わるんです。「めんどくさい男が帰ってきた」とw
5歳の長女は、こういうのに敏感なのでパパが帰ってくると態度が豹変。だらける雰囲気が変わり、父親に気を使います。令和の時代に昭和感満載のパパです。
パパが友達のようというのは一生我が家ではないな。
それでも、それが彼の仕事と収入に結びつくならサポートしようと思います。彼は褒めて伸びるタイプと理解しているから。